6月下旬に引いた風邪が副鼻腔炎となり、それが治ってからも、寝るときや明け方に咳が出てたまりません。
エアコンを付けるとコビトは風邪を引きやすく、私もまた、風邪を引きやすい。
なので、アイスノンを使っているんですが、“冷え”がダメなのか、しばらくすると咳が出てくるんです。
コンコンと可愛いものではなく、気管支からのゴホゴホという咳。痰は出ませんが、ひどくなると息を吸うときにヒューヒューというか、ゼーゼーというか、そういう音が聞こえ、更に咳き込む。ちょうど水分が気管支に入った時のように繰り返し、次第に気管支の方に唾の塊がたまってくる…という感じ。
おかしいな~…とは思ってたんです。
アイスを食べても咳が出る…というのは以前にも書きましたが、気管支が弱くなってんだなぁ…と思うだけで様子をみてたんですけどね。
とりあえず、呼吸器科があるところにかかることにしました。
呼吸器が専門ではないですけどね
メインは内科で、循環器、消化器、呼吸器…と、先生がかじったことのある科…というだけなんでしょうが、それでもこの症状は耳鼻科より、呼吸器のほうだと、そこに行くことに…。
症状を聞いて、胸部のレントゲンを撮って(これは問題なし)、出た結論は、咳喘息。
自分の症状からネットで調べたことがあったので、名前だけは知っていました。
でも、どういうものかはちゃんと調べてませんでした。
医師 「何が原因かは分からないけど、何かが原因で咳が誘発されるもので、気管支を広げる薬と吸入剤を出しておきますね」
──とのことでした。
家に帰ってさっそく咳喘息を調べてみると…。
他に原因がないのに咳が続く。
咳は数か月から1年以上続くことがある。
風邪の後に起こることが多い。
ゼーゼー、ヒューヒューという呼吸困難はない。
ほとんど痰はでない。
咳は夜間から明け方にかけて多い。
冷たい空気やたばこの煙を吸うと咳き込みやすい。
会話、電話、運動などのときに咳き込みやすい
風邪薬や咳止めを飲んでも効かない。
吸入ステロイド薬、気管支拡張剤が有効
その他の特徴にも、
胸部レントゲンで異常がない。
アレルギー素因のある人に多い。
女性に多い。
再発を繰り返すこともある。
──との特徴でして。
今の症状は、前半に多いんですが…。
振り返れば、この特徴に当てはまることが多々ありました。
8年も前に少しやっていたバレーボールでも、ちょっと運動すると気管支の方が苦しくなって咳き込んでたし、冬の冷たい空気を吸った時も、時々咳をしてた…。
最近では、友達と楽しくおしゃべりしてても、それがしゃべりすぎたりすると、すぐ喉がおかしくなり咳が出たりしてたんです。
だから、ちょっとおかしいな…と思ったらあまり声を出さないようにして悪化しないように気を付けたたんですよね。
そう思うと、ほとんどの特徴が当たってるではありませんか…。
17年ほど前に一度、声帯がひどくやられて、声が出なくなったときがありました。
それ以来、ちょっと喉を使いすぎるとすぐに声帯がやられるようになったので、しゃべりすぎた時に喉にくるのは、そのせいか…と思ってたんですよね。
花粉症、アレルギー性鼻炎、じんましん…。
最近は風邪を引いても、そのあとには気管支に来てましたし、喉、声帯、気管支…と徐々に敏感になってきたんだわ…と思ってたんですが、ただそれだけじゃぁ、なかったようです。
上記の特徴などをまとめてあるこのサイトを読むと、喘息ではないが、吸入ステロイド剤や気管支拡張剤が効くので“喘息”という言葉がついていること、そして、喘息の前の段階だと考えられている…ということから──形は違いますが──テレビでよく見る喘息持ちの人が使う吸入器(口から、自分の息でヒュッッと吸い込むやつです)を朝晩使っています。
そしてその結果…。
えらいもんです。
少なくとも、薬を使っている間は、咳き込むことがなくなりました。
薬を使用しなくなったら、どうか分かりませんけどね…
この症状、最近増えている病気だそうなので、皆さんもお気をつけあれ…。