9/6夕～9/12朝の愛猫 (抗がん剤治療⑫)

本日、2投稿目です。

この1週間も、かつお節かけカリカリ＋強制給餌＋猫缶の食事した。
強制給餌は猫も大変でしょうが、私も大変です。ってか、1日に何度も…となると、疲れます。しかも、朝の食事量がようやっと夕方に終わる…ってな感じですから、なかなか必要量を食べさせることができません。
──で、週末にはついに“かつお節かけカリカリ”も自分から食べなくなったので、結局こっちが根負け。
以前買って残っていたシーバとかを与え始めました。
これで何とかシーバは自分から食べてくれるようになったので、ヨシとしました。


9/8　ごめん寝。


9/9の愛猫。ベランダにて。


9/10　入れて欲しいんだけどなぁー。


9/11　抗がん剤治療後。帰ってきたその夜はかなりお腹が空いているのか、治療食でもそこそこ食べてくれます。

今回は、抗がん剤が最後で、ちょうど5ヵ月目に入ったところなので、レントゲンやエコーもやっていただきました。
体重は3.68と、なんとかキープできていてホッとしました。
血液検査も、白血球が7400と戻っていたのでOK。
レントゲンやエコーでは、リンパ腫らしき所見は見当たらなかったので、獣医さんもこう言ってくれました。

「お腹を開けて診たわけじゃないし、最初の所見が1センチくらいのものだったので、薬で5ミリとか1ミリとかになったら、正直、触っても分からないしレントゲンでも写りません。でも、寛解したと言ってもいいくらいのところまできていると思います」

──と。
1クール終了時点でもそれらしき所見はなかったですが、“保険”という意味も含め、もう1クール追加しましたしね。
そういう意味では、“寛解したと言ってもいいくらいのところ”という獣医さんの言葉にも、安心感がありました。
今後は、内服薬のみ継続することになりました。

今回の費用は…。

再診料…525円
注射(皮下)…1575円
点滴料…5250円
血液検査…4830円
レントゲン(4枚)…8400円
エコー…3150円
入院料(1日)…1575円
血管処置…1050円

──で、合計26355円でした。

この日の夕方、愛猫を迎えに行ったときのこと。
診察券を受付に出したと同時に、診察室から出てきた若い男女がいました。
この二人はケーキの箱を大きくしたような箱を持っていて、二人ともうつむき、女性は鼻をすすりながら泣いていました。
もう、それだけで察しがつきます。
犬なのか猫なのか…それともそれ以外なのか。
病気なのか事故なのか老衰なのか…それは分かりませんが、大事な家族とのお別れだったようです。

寛解したと言ってもいいくらいのところまできた愛猫ですが、再発したら、その時はもう何ともしょうがないわけで。
しかも、再発までの時間は私たちが願うほど長くありません。
もしかしたら、数か月後の自分たちの姿かもしれません。
──そう思うと、とても他人事では思えませんでした。

今回さよならをした若い男女の“家族”に、ご冥福と新たな出会いを願って…。