振り込め詐欺のハガキが来ました！

我が家には15年以上前に有料コンテンツの支払いを催促するハガキが来た事がありました。

送られて来た日は金曜日で、その日のうちに振り込まないと訴訟を起こすという内容だったように覚えていますが、

たまたま仕事が休みだった天女から、狼狽した声で「すぐに払い込みに行かないと時間がない」と電話がかかってきました。

そういうものが流行っているとは聞いていたのですが、まさか我が家に送られてくるとは！と驚きました。

純真な天女は「関東財務局長」と書いてあるので青くなっていたのでしょうが

「そんなもの見ていないから無視しとけばいいよ。」

と言っても本当に大丈夫か不安だったようでしたが、その後は全く音沙汰無しで

ネットで「関東財務局長」を調べると振り込め詐欺だという情報が出ていました。


確か振込要求の金額は5万円程だったと思いますが、

ハガキ代は50円だったので100人に1人引っ掛かっても大儲け出来るボロイ商売なのか、

その後も続き、今では電話による劇場型振り込め詐欺に発展していますが、

今時ハガキによる詐欺が生息しているとは思いませんでした。


これが送られてきたハガキです。



何に関する契約の訴訟なのかさっぱり分かりませんが、

田舎で隠居生活をしている錆鉄人は訴訟を受けるような事は全くしていないので、詐欺であることは明白です。


錆鉄人はまず電話番号で調べてみました。

すると全く同じ内容のハガキが送られて来たというブログが出ていました。


「管理番号（わ）３０５」と番号も変えずに送るなんて、無駄を省いたあっぱれな手法です。

違う文面で送られてくる場合もあると思いますが、電話番号や窓口の名前で検索すれば必ず出てきます。

このハガキだと「法務省管轄支局　消費者訴訟告知センター」ですが、

「民事訴訟告知センター」というものもあるようです。


尚、いたずらで電話をかけるのは止めたほうが無難です。

住所・名前以外に電話番号を教えてしまう事になる上に、その電話に「罠」が仕掛けられている可能性があるからです。

これからこの類のハガキが蔓延するかもしれませんので、来た場合はネットに上げるようにお願いします。


ハガキ受け取った人は、何処から住所・氏名が分かったのかと不思議に思われるでしょうが、

闇ルートには日本人のほとんどの住所・氏名が渡っているのではないかと思っています。