錆鉄人は、天女を護るために神様がこの世に遣わしたターミネーターだと勝手に思っているのですが・・・
道の駅太地で車中泊時に同年輩の夫婦と親しくなって一緒に飲んでいました。
飲んだ錆鉄人は、今までやってきたおバカなことを得意げにしゃべっていました。
サロマ湖100㎞ウルトラマラソンに天女と出場した時は
25㎞で足を痛め、我慢しながら走っていたけれどだんだんと痛みがひどくなり
70㎞のエイドからは右足を着けなくなって左足だけで片足飛びのように走っていた時
心臓は自分の意志では動かせないけれど、
足は自分の意志で動かすのだから、自分が諦めない限り足を動かせる、
絶対に諦めない・・・絶対に諦めない・・・と心の中で唱え続けてゴールした事を話したのですが・・・
ご主人がその場を離れた時、
突然、奥さんが泣きながら
「神様があなたに会わせて下さった!」
涙もろい錆鉄人はつられて涙がポロポロ・・・
「脳梗塞になってほとんど歩けなくなって、
もう人生を諦めようと思っていたのですが・・・明日から頑張ります!」
と言われました。
「人間には回復する能力があるのだから、諦めずに頑張りましょう!」
その人が希望を持ってくれて凄くうれしい気持ちでした。
(錆鉄人は、その後でも簡単に諦めていることも多いのですが・・・