エブリイでの九州遠征で帰宅した時、天女があまりにも疲労困憊していたので
エブリイ遠征時に天女が座る場所を助手席に変更する事にしました。
しかしながら、エブリイよりもステップワゴンRPのほうが
乗り心地や騒音、快適性などすべての面でエブリイを上回って長距離を走る遠征には適しています。
唯一下回っているのは、フルフラットにしたシートの凸凹を座布団等で修正した上に布団を敷いて作るベッドでした。
繊細な天女は、座布団とシート部分の微妙な沈み込みの差が安眠を妨害していたのでした。
(その割にはいつもずっすり眠っていたように思われますが・・・)
愛妻家の錆鉄人は、天女の為にステップワゴンにもまっ平で快適なベッドを作ろうと考えました。
(じつは以前にも1回作ってみていたのですが今一気に入らなかったので、座布団修正ベッドを常用していたのでした。)
地球の為にまっ平なバッドを作る為に新しい材料は買わず、頭とあるものを使って作る事にしました。
利用するのは、エブリイ用のベッドボードと小屋にある「残材」
まっ平なベッドといっても、基本的には背中からお尻までが平らであればさほど問題ではないのです。
(登山では装備の軽量化の為に長さ90cmのクッションを使う人もいます)
エブリイ用ベッドボードは幅60cm長さ90cm、
問題はフルフラットにした場合の大きな凸凹に対応して、いかに180cm長さのまっ平なベッドを作るかです。
ベッドボードをセットした時に足元までまっ平にする為に、
3列目シートの背もたれは3ノッチ程高くセットします。
このようにしないと、2列目シートと3列目シートの接する部分が高いのでエビ反りになってしまうのです。
後ろから見るとこんな感じです。
一直線になるように、座布団や古毛布でボードの設置部分の高さを調整します。
2列目シートは真ん中が開いているので、踏み抜かないようにボードを敷きます。
ボードを乗せます。
車内の後端は幅が狭くなっているのでこのようにずらして敷くしかありませんが、
枕を置く部分なのでボードがなくても問題はありません。
普段エブリイで使用するクッションより厚くて寝心地の良い長座布団を敷きます。
前のほうから見ると・・・
天女に寝心地を確認してもらいOKをもらいました。
しかしながら、シートの隙間部分に足を置くとボードが浮き上がるので、
ベニヤ板の残材を敷くことにしました。
厚さが3mmしかないので反っていますが、ボードを乗せれば平らになります。
ここに板を入れる事で、ベッドボードの継ぎ目も安定しました。
(板全体でボードを支えるので、3mmしかないけれど割れません)
という事で、3月末の東北遠征はステップワゴンで行く事にしました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます