10月5日(米時間)早くに・・・
アップル前最高経営責任者(CEO)のスティーブ・ジョブズ氏が逝った。
独創的で、頑固者で、個性的で、こだわりを貫き通した天才!
生い立ちから始まり、彼の「人生」の流れゆく現実そのものが、
全てストーリーのような人だった。
そして、いつの時も、諦めることなく、挑戦を続けた。
それだけではなく、必ず、結果を残していった“稀なる人”でもあった。
会社は、彼のアイデアと行動力のたまものにより、(短時間で)大きな成長を遂げ、
誰もが、彼の動向と、次なる戦略に注目しては、事あるごとに話題にした・・・。
人々の生活や価値観とライフスタイルを変えるほどのアプローチをしたからこそ、
世界中の経済市場に大きな影響を与え続けたのだ。
人々は、さらなる彼のビジョンを知りたがり、興味を抱いた・・・。
彼のアイデアだけではなく、その源に好奇心をあらわにしたほどの・・・
実績と足跡を残した人だった。
56歳という若さが、その偉大さを感じさせると同様に、
皆が「早過ぎる死」を惜しんだ。
素顔の彼は、ヨガや仏教にも好奇心を示し、日本食をこよなく愛したそうだ。
実際、「変わりモノ」だったようだし、周囲の人々とも衝突が絶えなかったみたいだ。
けれど、ある実績を残した類まれなる天才は、フツーの人ではないことが多い。
ゆるぎない“確固たる柱のようなもの”が、す~っと通っているように感じるのは、
彼自身の「拘り」か、あるいは「信念」か、それとも、「生き様」からだろうか。
ジョブズ氏の伝説のスピーチには、その雰囲気が強く伝わってくる話が満載である。
聴きごたえのある、あまりにも素晴らしい三つのストーリー。
(1)「点と点をつなげること」
(2)「愛と喪失」
(3)「死」
●スティーブ・ジョブス氏 伝説のスピーチ
スタンフォード大学での卒業式に招かれた時の演説だ。
2005年6月の映像で、覇気にあふれた元気な姿で、未来への希望を語っている。
「貪欲であれ」 「愚か者であれ」