多様な役を操る 俳優

2014年08月12日 | 人物 -
衝撃的なニュースが、飛び込んできた。

日本では “ 魂が戻ってくる ” というお盆の最中、
世界中の人々を驚かせた米俳優の死。
ロビン・ウイリアムズ 氏。


彼の素顔は、喜劇俳優らしい 「 笑 顔 」。
とびきりの表情だった。
しかし、その裏では、苦しい依存症や中毒症状と 闘っていたようだ。
最近では、重度のうつ病に苦しんでいたそうで、自らが決めた最期は、非常に
センセーショナルな出来事だった。



俳優、ロビン・ウイリアムズは・・・
映画で楽しいキャラクターを演じた後には、まったく違った役で 存在感を示した。

私が大好きな出演作品は、
「 今を生きる 」 「 フィッシャーキング 」 「 グッドウィルハンティング 」 等で、
あまりにも印象が強すぎて、影響を与えられたので、当時以降は同映画を観ていない。
物語は覚えているが、細かい部分は忘れてしまったぐらいの年月が経てしまったが、
シリアスで心の奥の闇をテーマにした作品に、見事なぐらいに 感動させられたことを
はっきりと覚えている。

      「 今を生きる 」 


彼は、ヒューマンな役を 見事に演じ切れる “ 数少ない俳優だった ” と思うし、
サービス精神が旺盛で、“ 人のために努力を惜しまない人柄 ” が 感じられた。

気さくで、ナイーブで、優しくて、そして、楽しい人・・・という印象がしていたが、
度重なるアルコール依存症や薬物中毒は、当時のアメリカの “ 象徴的な現実 ” で、
「 あなたもそうだったの? 」 というのが、正直な感想だった。


 ※逝去後、3日後に、夫人がコメントを出し、世評に対して、アルコール依存性が
  原因ではないと主張した。
  「 夫は 完全に禁酒し、うつ症状と不安、初期段階のパーキンソン病と
    勇敢に闘っていた 」


今年、彼が出演した映画 「 大統領の執事の涙 」(2013) が 公開された。
主演は、“ 小さな脇役 ” の頃からずっと鑑賞してきた フォレスト・ウィテカー。
ロビン・ウイリアムズとの共演作は他にもあるが、
フォレスト・ウィテカーの出演した 「 クライングゲーム 」 は、上記の作品同様に、
今も私の心の中に ( 当時の質感のまま ) 深く刻まれている。



映 画 という芸術性を帯びた作品は、いつになっても特別だ。
個性豊な俳優たちは、作品の中では、ずっと生き続けられる。

縛りが多い中で、俳優が手に出来る素晴らしきことは、この 「 記憶 」 ・・・。

いつか、もう少し時間が経ったら、
私の人生に ( 少なからず ) 影響を与えてくれた映画を また観てみたいものだ。
再び 何の思い入れもなく、フレッシュな気持ちで!

2014年 お盆の日に

2014年08月12日 | ナンセンス -

言葉が多すぎると、
言いたいことが ぼやけて 伝わらない。

やることが多すぎると、
頑張りすぎて 飽和状態になる。

想いが多すぎると、
感情的になりすぎて 自分が疲れる。






何事も、「 ほどほど 」 が一番かな・・・と、
言い訳のように 慰める “ 今年のお盆 ”。




    異常気象、天災、猛暑、台風到来など・・・
    日常の現象に、振り回され・・・
    いつしか 「 疲労の日々 」。

    今回の大型台風は、日本全土に大きな被害を残し、
    地球の “ 嘆きのようなもの ” を 感じた。
    この惑星に生を定めた人間たちもまた、一生懸命に
    生き抜こうとしている。
    

    私は・・・今日も、スイカに 塩をふりかけて、
    熱中症の予防に 余念がない。