うっかり見落としていましたが、3月に画期的な判決が出ました。
産経新聞
母子面会に寛大な父に親権 異例の判決、母優先覆す 家裁松戸支部判決「長女の健全育成目的」
日刊ゲンダイ
娘と5年以上別居父に親権 異例判決の裏に裁判所への外圧
BuzzFeed
娘の親権は父親 判決の決め手は年100日の「母と娘の交流計画」
もっとも分かりやすいのがこの報道です。
親子断絶防止法 全国連絡会
これは地裁レベルなので、高裁でどうなるかわかりません。判決文はこちらです。
この件で怖いのは、子供が片親引き離し症候群になり、子供が結婚した後に子供に対しての虐待につながる、いわゆる虐待の連鎖があります。
母親は子供を連れ去った後、5年間面会交流をさせないなどかなりかたくなな態度を取っていたようです。父親も、子供に会わせろと母親の実家に行ったようです。
これまでの判決では、一度連れ去った場合監護期間が長ければ長いほど有利になる、すなわちやったもん勝ちになります。これは犯罪であるにもかかわらず、裁判所はその犯罪を追認してきました。
通常母親が連れ去った場合は、家裁の判断で父親に監護権が移る可能性は4%だそうです。しかし、ほぼ100%が高裁に控訴することを考えると、監護期間の延長により母親で確定することが決定します。日本は法治国家とは到底思えません。
しかも、母性優先の原則と言う意味不明な原則があります。ただ、これは必ずしも母親でなくてもよいという解釈に変わりつつあるようです。世の中には虐待事件があるように、生んだからすなわち母親と言う訳ではないのです。生物学的には母親でも、精神的には母親になれない場合も少なからずあります。あくまでも推測ですが、自己の都合を優先するような人なのかもしれません。
しかし、父親は年間に100日に面会交流を認めたこと、母親はそれを嫌がったことが決め手となり、父親に親権を渡すように判断を出しました。これは画期的判決です。少なくとも、母親はこの状況からして毒親であると裁判所は判断した可能性があります。
するとその一方で、年に100日も毒親の影響を受け続けることになり、子供の成長の安定性からすれば問題があるでしょう。
これは、少なくともハーグ条約を結んでいるにもかかわらず、国内法ではそれに対応する法整備が全くなされていない状況であり、立法府の怠慢であるとしか言いようがありません。
産経新聞
母子面会に寛大な父に親権 異例の判決、母優先覆す 家裁松戸支部判決「長女の健全育成目的」
日刊ゲンダイ
娘と5年以上別居父に親権 異例判決の裏に裁判所への外圧
BuzzFeed
娘の親権は父親 判決の決め手は年100日の「母と娘の交流計画」
もっとも分かりやすいのがこの報道です。
親子断絶防止法 全国連絡会
これは地裁レベルなので、高裁でどうなるかわかりません。判決文はこちらです。
この件で怖いのは、子供が片親引き離し症候群になり、子供が結婚した後に子供に対しての虐待につながる、いわゆる虐待の連鎖があります。
母親は子供を連れ去った後、5年間面会交流をさせないなどかなりかたくなな態度を取っていたようです。父親も、子供に会わせろと母親の実家に行ったようです。
これまでの判決では、一度連れ去った場合監護期間が長ければ長いほど有利になる、すなわちやったもん勝ちになります。これは犯罪であるにもかかわらず、裁判所はその犯罪を追認してきました。
通常母親が連れ去った場合は、家裁の判断で父親に監護権が移る可能性は4%だそうです。しかし、ほぼ100%が高裁に控訴することを考えると、監護期間の延長により母親で確定することが決定します。日本は法治国家とは到底思えません。
しかも、母性優先の原則と言う意味不明な原則があります。ただ、これは必ずしも母親でなくてもよいという解釈に変わりつつあるようです。世の中には虐待事件があるように、生んだからすなわち母親と言う訳ではないのです。生物学的には母親でも、精神的には母親になれない場合も少なからずあります。あくまでも推測ですが、自己の都合を優先するような人なのかもしれません。
しかし、父親は年間に100日に面会交流を認めたこと、母親はそれを嫌がったことが決め手となり、父親に親権を渡すように判断を出しました。これは画期的判決です。少なくとも、母親はこの状況からして毒親であると裁判所は判断した可能性があります。
するとその一方で、年に100日も毒親の影響を受け続けることになり、子供の成長の安定性からすれば問題があるでしょう。
これは、少なくともハーグ条約を結んでいるにもかかわらず、国内法ではそれに対応する法整備が全くなされていない状況であり、立法府の怠慢であるとしか言いようがありません。
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