癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

天塩岳(1557.6m)

2014年07月04日 | 登山・旅行
3回目の天塩岳だが、1回目は前天塩コースを登り、新道コースを下った。 2回目は旧道コースを登り、新道コースを下っている。今回は、逆回りで新道コースを登り、前天塩コースを下ることにした。6:30スタート。駐車場に車を停めたら、隣が函館ナンバーだった。連絡路の途中から左に帰りに寄る尖った前天塩岳と右奥に天塩岳が見える(画像)。


2時間で円山に到着。前天塩岳と頂上と西天塩岳を眺めながら一休み。

何かで西天塩岳への道ができたようなことを目にしたので、避難小屋の裏側を見ても、登山道の途中を探しても道はおろか踏み跡の痕跡すら見つかない。行ったり来たりで20分以上ロスをした。今後の構想だったのかも知れない。


頂上手前から表大雪を望むが、稜線は雲で覆われた、残雪を抱いて山肌が見えるだけ。

頂上手前で埼玉県熊谷市から来たという男性二人が休んでいた。そこに並んだ座り、10分ほどお喋りをする。


彼らが西天塩岳(左)と円山(右)の間を抜ける新道コースへと下って行った。


そのすぐに上が頂上だった。10:00到着。このころからガスで覆われ始めて、北側と南側しか展望がなくなり、隣の前天塩岳も見えない。

まもなく逆回りの函館ナンバーの男女3人連れが到着。函館の方は一人で、二人は東京から来た山仲間とのこと。

45分ほど粘ったが前天塩岳は姿を現さなかった。


前天塩岳へ向けて下り始めたらヨツバシオガマ、ウサギギク、エゾカンゾウ、アオノツガザクラなどが咲く小規模な花畑があった。


標高差200mほどの厳しい登り返しで、下から見上げたときに見えた前天塩岳頂上付近の岩崖や岩稜を越える。


頂上には新しい標識が立っていた。こちらからも天塩岳は見えなかった。

ここから標高差500mほどの岩礫の急な下りがきつかった。20年ほど前に登っているはずだが、こんなに急だとは思わなかった。

ゴール手前で函館ナンバーの3名に追い付き、一緒にゴールイン。
登り3時間30分、下り2時間45分。

明日は、11:00までに稚内に着けば良いので、温泉併設の美深の道の駅まで走った。