癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

ハズレだった袴腰岳東側への沢

2014年07月12日 | 登山・旅行

 今日は暑くなるという予報だったので、SHOさんの誘いに乗って、亀田川の支流赤井川の袴腰岳の登山道の1050肩に突き上げる沢にトライした。

 何も情報のなかった同じ赤井川の沢でも、過去に遡っている袴腰岳と烏帽子岳のコルに突きあげる右股沢も、烏帽子岳の北側の第2湿原に突きあげる左股沢も、滝もあり、それなりに結構楽しかった。

 しかし、今回は水流は少ないことは覚悟して行ったが、まったく不作で、楽しさも美しさもない俗に言う“ブタ沢"だった。(ブタさん、ごめんなさい)

 情報のない初めての沢は、登ってみなくては当たり外れが分からないというのが実感の沢だった・・・たまにはこういうこともあるのは仕方ない。
 おまけに、c830付近で本来の沢の合流地点を見落として先へ進んだために余計な藪こぎを強いられた。さらに、暑くなるどころか高度を上げていくとガスで何も見えない上に、霧雨まで降ってきた。

 天気が良ければ袴腰岳頂上まで行くつもりだったが、登山道へ合流したところから早々に下山し、林道を歩いて入渓地点へ戻った。
 林道を歩いていると後ろからやってきた2台のオフロードバイク。わざわざ停まって挨拶されてビックリ。スキーの指導員仲間で七飯スキー学校のTaさんとMa校長だった。彼らがオフロードバイクをしているのは初めて知った。

 6:50入渓 登り2時間40分、下り1時間25分、11:05ゴール。   


 沢の幅も狭く、両岸から笹が被っているところが多かった


700付近でようやく現れた3mほどのF1・・・白茶けた岩盤に暑い苔が生えている。
この後、数か所ナメが現れたが、同じような厚い苔で覆われ、爽やかさも美しさもなかった。


750付近のF2・・・水流が左端をちょろちょろ流れているだけで、滝という感じではなかった。
結局滝らしいところは2ヶ所のみ。


830付近の地図上にも表れている崖の下・・・この辺りで本来の沢への出会いを見逃したらしい。


水流のなくなった苔の生えた涸れ沢を登るが、沢型がなくなり、本来の沢でないことに気づく。
GPSで確認したら、本来の沢の西側へずれていることが判明。藪こぎで軌道修正。


霧雨の降る中、登山道へ合流。