世田パブで「演劇」を意識したという能の試みを観劇。上手下手両方に斜め後方へのびた橋掛り。柱も省略され視界を遮るものはないが、現代西洋舞台美術理論では禁じ手の完全シンメトリー構図ゆえか、居心地悪い感じも。夢オチの古典なればこそ、『邯鄲』の夢が覚める寸前からの件りはダイナミック。これをやりたかったのだろう。スモーク等、幾つかの効果は要らない気がする。萬斎「宿の女主」が怪しいテイストで、全てわかっていて糸を引いている陰謀家に見えてしまうのは狙いなのかな。……帰宅して息子の借りてきたDVD『パッセンジャーズ』観る。なんとこれがハリウッド最新スタイルの夢オチ。
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