去年はろくに音楽も聴かないような生活をしていたが、ニューヨークで闘病生活を送っているEd Vassalloに勧められ、唯一つ繰り返し聴いていたのがアデル(Adele)の〝Someone like you〟だった。いろいろ煮詰まった時など心癒やされた。そのアデルが主要3部門を含む最多6部門でグラミー賞を受賞。〝Someone like you〟は最優秀ポップ・パフォーマンス(ソロ部門)に。なんだか不思議だ。レディー・ガガは無冠に終わったということだが、彼女がどのくらいの人気者なのか私はわかっていない。ソウルの金浦空港で彼女のそっくりさんらしき人が人々に囲まれていたのを見たが、まあ、ホンモノのはずはないし。授賞式で話題になったというホイットニー・ヒューストンのことはよく知らない。ご冥福をお祈りしたいが。だがじっさい、アデルのこともよく知らない。面目ない。……稽古場に竹林功、登場。そして矢内原美邦さん久々に。稽古中盤はムーブメント中心。なんだかんだ忙しく、持参した弁当(ご飯に野沢菜ちりめんを混ぜただけ、他におかずなし)に手をつける暇もない。……いったん幕が開けば、演出家もプランナーもいなくても本番そのものは進む。演劇は俳優のものである。私の口癖みたいなものである。俳優が感じていることに観客が立ち会ってくれるというのが、演劇というものの持っている仕組みだ。俳優が舞台を通した「いま」を生きてくれないとそれは果たせない。あと十日。どこまで迫れるか。……美邦どんが撮影した稽古場写真がアップされている。仕方ないので私もコピーさせていただく。だけどこれ以上外観ができてきたら、一応、非公開にしてもらわないとね。
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