「日本とフィリピンの演劇交流」 ── 紛争地帯から生まれた演劇 シリーズ7 シアタートーク③ いよいよ18日に開催が迫りました!
平日昼ではありますが、ふるってご参加ください。まだまだ定員には余裕があります。参加者を募集しています。
燐光群はフィリピンの演劇人とはいろいろな仕事をしてきた。
ロディ・ヴェラは2007年2月、燐光群のために新作『アスワン~フィリピン吸血鬼の誕生~』を書き下ろしてくれた。
写真は、フィリピン+日本合作、『雪を知らない』(作○坂手洋二 演出○山元清多)。2008年8~9月上演。写っているのは、来年1月の燐光群・清水弥生氏新作『サマーハウス・アフター・ウェデイング』にも出演するマイレス・カナピ Mailes Kanapi(左)と、レイ・バッキリン Raye Baquirin。
【日時】12月18日(金) 13:00ー15:30
【会場】東京芸術劇場 5F ギャラリー2
【料金】無料
【パネリスト】ロディ・ヴェラ、竹内一郎(劇作家協会会員)、佐野晶子(アーツカウンシル東京 企画室企画助成課 シニア・プログラムオフィサー)
【国際交流部担当委員】坂手洋二、土田英生
この企画は、10月の「タイ特集」に続く、劇作家協会の新シリーズ「海外演劇紹介プログラム」の第二弾である。
このプログラムを解説すると……
「劇作家協会国際交流部では、海外の演劇事情について知り、過去に海外の国・町を訪れた体験を持つスピーカーとともに、その地の実情に触れる機会を作る《海外演劇紹介プログラム》を、2015年10月にスタートさせました。在外研修・海外公演・フェスティバル参加などでその地での体験を持つスピーカーを囲んで、その地の社会・文化・演劇に関心を持つ者や将来留学を考えている者たちが集まり、一つの国・あるいは町について情報を共有し、その魅力を紹介しあい、考察を深めます。日本人が「内向き」になったと言われるこの時代だからこそ、求められている企画です。」ということである。
フィリピン演劇の世界へようこそ! ── 坂手 洋二
フィリピンにある劇作家の団体「ライターズ・ブロック」。「ライターズ・ブロック」というのは、作家がかたまる、つまり、書けなくなる、というブラックユーモアに寄るネーミングである。
彼らはマニラで月に一回くらい、メンバーが集まって新作のリーディングをしている。このグループの作品がメインで、マニラの国立劇場でもう十一年にわたって開催され
ているのが、〈ヴァージン・ラボ・フェスティバル〉。上演作品は一つのグループで一時間以内の作品を三本、まあデラックス版「劇王」というべきものだ。
「ライターズ・ブロック」のリーダーが、長年の付き合いであるロディ・ヴェラ。既に何度も燐光群で劇を作ってきた。ITI「紛争地域から生まれた演劇」で彼の新作『イスマイルとイサベル Ismail at Isabel』が上演されるのを機に、彼に久しぶりに日本で話をしてもらう。竹内一郎さん、佐野晶子さんという、フィリピンに詳しいお二人にもご一緒していただく。
フィリピン演劇に興味のある方、フィリピンで演劇で留学することを少しでも考えて
いる方、ぜひぜひお越しください。劇作家協会国際交流部の土田英生と私も参加します!
《パネリストプロフィール》
▼ロディ・ヴェラ Rody Vera
劇作家、俳優、演出家で映画脚本家。これまでにオリジナルと翻案と合わせて50作近くの戯曲を執筆し、カルロス・パランカ文学記念賞 (Carlos Palanca Memorial Awards for Literature)をはじめとする各賞を受賞している。
ライターズブロック(Writer’s Bloc)の代表を務めるほか、新しい舞台作品を紹介する演劇の祭典ヴァージン・ラブフェスト(Virgin Labfest)にも創立以来中心的に関わる。
▼竹内一郎
1956年、福岡県生まれ。横浜国大卒。1983年オフィスワンダーランドを旗揚げ。『星に願いを』で文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作。『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』でサントリー学芸賞。91年文化庁・芸術家在外研修員としてフィリピンの伝統芸能を調査。『フィリピンの民話』を出版。フィリピンを扱った舞台に劇団燐光群の『白髪の房』(演出)・『虎の杖』(作・演出)など。
▼佐野晶子
アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団) 企画室企画助成課 シニア・プログラムオフィサー。
国際協力機関に勤務の後、1998~99年にフィリピン教育演劇協会(PETA)に留学。社会課題解決を目的とした演劇活動の理念と実践について学ぶ。帰国後、福岡市文化芸術振興財団、吉祥寺シアター、世田谷パブリックシアターにて演劇公演や教育普及事業の企画制作、劇場管理運営等を経て、現在アーツカウンシル東京にて助成プログラム及びアーツアカデミー調査員制度を担当。
[申込み方法]
・劇作家協会事務局まで、メールまたは電話でお申込みください。
MAIL: sec-02@jpwa.jp
TEL: 03-5373-6923
・記載事項=件名を「フィリピン予約」としてください。
本文に以下をご記載ください。
・氏名とふりがな
・枚数
・携帯電話番号
・ご所属 (特にご所属のない方も歓迎します。劇作家協会会員の方はその旨お書き添えください。)
*参加費は無料です
[お問合せ]
日本劇作家協会事務局
TEL: 03-5373-6923
MAIL: sec-02@jpwa.jp
主催:文化庁、公益社団法人 国際演劇協会日本センター
共催:東京芸術劇場(公益財団法人 東京都歴史文化財団)
文化庁委託事業「平成27年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
国際演劇年鑑2016(2016年3月発行予定)特集企画
国際演劇協会日本センター、日本劇作家協会連携企画
平日昼ではありますが、ふるってご参加ください。まだまだ定員には余裕があります。参加者を募集しています。
燐光群はフィリピンの演劇人とはいろいろな仕事をしてきた。
ロディ・ヴェラは2007年2月、燐光群のために新作『アスワン~フィリピン吸血鬼の誕生~』を書き下ろしてくれた。
写真は、フィリピン+日本合作、『雪を知らない』(作○坂手洋二 演出○山元清多)。2008年8~9月上演。写っているのは、来年1月の燐光群・清水弥生氏新作『サマーハウス・アフター・ウェデイング』にも出演するマイレス・カナピ Mailes Kanapi(左)と、レイ・バッキリン Raye Baquirin。
【日時】12月18日(金) 13:00ー15:30
【会場】東京芸術劇場 5F ギャラリー2
【料金】無料
【パネリスト】ロディ・ヴェラ、竹内一郎(劇作家協会会員)、佐野晶子(アーツカウンシル東京 企画室企画助成課 シニア・プログラムオフィサー)
【国際交流部担当委員】坂手洋二、土田英生
この企画は、10月の「タイ特集」に続く、劇作家協会の新シリーズ「海外演劇紹介プログラム」の第二弾である。
このプログラムを解説すると……
「劇作家協会国際交流部では、海外の演劇事情について知り、過去に海外の国・町を訪れた体験を持つスピーカーとともに、その地の実情に触れる機会を作る《海外演劇紹介プログラム》を、2015年10月にスタートさせました。在外研修・海外公演・フェスティバル参加などでその地での体験を持つスピーカーを囲んで、その地の社会・文化・演劇に関心を持つ者や将来留学を考えている者たちが集まり、一つの国・あるいは町について情報を共有し、その魅力を紹介しあい、考察を深めます。日本人が「内向き」になったと言われるこの時代だからこそ、求められている企画です。」ということである。
フィリピン演劇の世界へようこそ! ── 坂手 洋二
フィリピンにある劇作家の団体「ライターズ・ブロック」。「ライターズ・ブロック」というのは、作家がかたまる、つまり、書けなくなる、というブラックユーモアに寄るネーミングである。
彼らはマニラで月に一回くらい、メンバーが集まって新作のリーディングをしている。このグループの作品がメインで、マニラの国立劇場でもう十一年にわたって開催され
ているのが、〈ヴァージン・ラボ・フェスティバル〉。上演作品は一つのグループで一時間以内の作品を三本、まあデラックス版「劇王」というべきものだ。
「ライターズ・ブロック」のリーダーが、長年の付き合いであるロディ・ヴェラ。既に何度も燐光群で劇を作ってきた。ITI「紛争地域から生まれた演劇」で彼の新作『イスマイルとイサベル Ismail at Isabel』が上演されるのを機に、彼に久しぶりに日本で話をしてもらう。竹内一郎さん、佐野晶子さんという、フィリピンに詳しいお二人にもご一緒していただく。
フィリピン演劇に興味のある方、フィリピンで演劇で留学することを少しでも考えて
いる方、ぜひぜひお越しください。劇作家協会国際交流部の土田英生と私も参加します!
《パネリストプロフィール》
▼ロディ・ヴェラ Rody Vera
劇作家、俳優、演出家で映画脚本家。これまでにオリジナルと翻案と合わせて50作近くの戯曲を執筆し、カルロス・パランカ文学記念賞 (Carlos Palanca Memorial Awards for Literature)をはじめとする各賞を受賞している。
ライターズブロック(Writer’s Bloc)の代表を務めるほか、新しい舞台作品を紹介する演劇の祭典ヴァージン・ラブフェスト(Virgin Labfest)にも創立以来中心的に関わる。
▼竹内一郎
1956年、福岡県生まれ。横浜国大卒。1983年オフィスワンダーランドを旗揚げ。『星に願いを』で文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作。『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』でサントリー学芸賞。91年文化庁・芸術家在外研修員としてフィリピンの伝統芸能を調査。『フィリピンの民話』を出版。フィリピンを扱った舞台に劇団燐光群の『白髪の房』(演出)・『虎の杖』(作・演出)など。
▼佐野晶子
アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団) 企画室企画助成課 シニア・プログラムオフィサー。
国際協力機関に勤務の後、1998~99年にフィリピン教育演劇協会(PETA)に留学。社会課題解決を目的とした演劇活動の理念と実践について学ぶ。帰国後、福岡市文化芸術振興財団、吉祥寺シアター、世田谷パブリックシアターにて演劇公演や教育普及事業の企画制作、劇場管理運営等を経て、現在アーツカウンシル東京にて助成プログラム及びアーツアカデミー調査員制度を担当。
[申込み方法]
・劇作家協会事務局まで、メールまたは電話でお申込みください。
MAIL: sec-02@jpwa.jp
TEL: 03-5373-6923
・記載事項=件名を「フィリピン予約」としてください。
本文に以下をご記載ください。
・氏名とふりがな
・枚数
・携帯電話番号
・ご所属 (特にご所属のない方も歓迎します。劇作家協会会員の方はその旨お書き添えください。)
*参加費は無料です
[お問合せ]
日本劇作家協会事務局
TEL: 03-5373-6923
MAIL: sec-02@jpwa.jp
主催:文化庁、公益社団法人 国際演劇協会日本センター
共催:東京芸術劇場(公益財団法人 東京都歴史文化財団)
文化庁委託事業「平成27年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
国際演劇年鑑2016(2016年3月発行予定)特集企画
国際演劇協会日本センター、日本劇作家協会連携企画