なんだんかんだとバタバタした日々だが、『カムアウト』プレビュー終了。本日、初日。今夜7時の回終了後には渡辺えりさんと私のアフタートークがあります。
写真は、撮影・姫田蘭。宗像祥子と百花亜希。
以下、当日パンフレットに掲載の、私の文章。
初演から27年の『カムアウト』
27年。それだけの歳月が経っている。
「LGBT」という言葉が一般化し、「同性婚」が話題になるようになり、隔世の感である。そうした事情については、川中健次郎演じる「27年後のムラタ」が、この劇の冒頭、皆さんに話をしてくれるはずである。
その後、「27年前の世界」が、始まる。時代を遡った後の部分については、台本には一切手を入れていない。
それにしても、27年。当時の私は、27歳だった。
27年前と同じく、石川武志さんに、ポスター・チラシ用の集合写真を撮ってもらった。もの凄い数の女優たちがいるのも、27年前と同じだ。
今回の稽古で初めて読み合わせを聴いたときは、やはり、なんとも若々しく、あらためて「青春の劇」だと思った。
このテーマに出会ったのは、あの時代、原一男監督・小林佐智子さんに『タイムズ・オブ・ハーヴェイ・ミルク』の試写を観に来るように言われたことがきっかけである。改めて、お二人に感謝する。1989年を共に生きた人たち、初演に関わってくれた皆さんにも、改めて御礼を言いたい。
そして、今回の企画に参加してくださった皆さん、ご来場くださった皆さん、ありがとうございます。新しい出会いに、乾杯。
写真は、撮影・姫田蘭。宗像祥子と百花亜希。
以下、当日パンフレットに掲載の、私の文章。
初演から27年の『カムアウト』
27年。それだけの歳月が経っている。
「LGBT」という言葉が一般化し、「同性婚」が話題になるようになり、隔世の感である。そうした事情については、川中健次郎演じる「27年後のムラタ」が、この劇の冒頭、皆さんに話をしてくれるはずである。
その後、「27年前の世界」が、始まる。時代を遡った後の部分については、台本には一切手を入れていない。
それにしても、27年。当時の私は、27歳だった。
27年前と同じく、石川武志さんに、ポスター・チラシ用の集合写真を撮ってもらった。もの凄い数の女優たちがいるのも、27年前と同じだ。
今回の稽古で初めて読み合わせを聴いたときは、やはり、なんとも若々しく、あらためて「青春の劇」だと思った。
このテーマに出会ったのは、あの時代、原一男監督・小林佐智子さんに『タイムズ・オブ・ハーヴェイ・ミルク』の試写を観に来るように言われたことがきっかけである。改めて、お二人に感謝する。1989年を共に生きた人たち、初演に関わってくれた皆さんにも、改めて御礼を言いたい。
そして、今回の企画に参加してくださった皆さん、ご来場くださった皆さん、ありがとうございます。新しい出会いに、乾杯。