Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

『くじらの墓標 2017』のアフタートーク・ゲスト紹介③ 小島曠太郎さん

2017-03-08 | Weblog
燐光群『くじらの墓標 2017』のアフタートーク・ゲストをお一人ずつ紹介しています。

23日(木)19:00の回は、小島曠太郎さんです。

小島曠太郎さんは、ラマレラ捕鯨文化研究家として知られている。『くじらの墓標』を1993年に発表した私が、数年後に彼に出会い、新たな「クジラ・ワールド」に導かれたのである。小島さんのパートナー江上幹幸さんとの共著『クジラと生きる』(中公新書)は、最近ついに絶版になったことが惜しまれる名著だ。二十年前、ラマレラに詳しい小島さんが国際交流基金のインドネシア担当の稲見さんと旧知ということがわかり、1999年に初めて三人で今も伝統捕鯨が続くラマレラに行って以来、本当にお世話になってきた。私は二回目のラマレラ訪問時、銛撃ち(ラマファ)の船に乗せてもらい参加した船団(プレダン)が、15メートルのマッコウクジラを仕留めた。そんなわけで私はおそらく世界でも珍しいクジラを捕ったことのある劇作家なのである。その時は大西孝洋、加藤ちかも一緒に行った。その体験は『南洋くじら部隊』に生かされている。何しろ曠太郎さんは沖縄在住なので、私は沖縄に行くと親戚の家には寄らなくても必ず彼の宜野湾の家には訪れているという次第である。そんなわけで私の「クジラの師」にして「沖縄の兄」曠太郎さんと、この機会にぜひアフタートークでも、話してみたいのである。

小島曠太郎さんのプロフィールは、以下の通りです。

小島曠太郎(こじま こうたろう)
文筆家・ラマレラ捕鯨文化研究者。沖縄県在住。1993年より毎年2回インドネシア、レンバタ島のラマレラ村に通い、木造帆船と手投げ銛でマッコウクジラを獲る伝統捕鯨と、クジラ肉などの物々交換経済システムによる山の民と共生関係を「ラマレラ捕鯨文化」と捉え、江上幹幸と共同で調査・研究をしている。1997年『クジラと少年の海』(理論社)で産経児童出版文化賞推薦受賞。1999年『クジラと生きる』(共著、中公新書)、2001~2004年ラマレラ・生命の物語三部作『クジラがとれた日』ほか(共著、ポプラ社)、2012年『捕鯨の文化人類学』(共著、成山堂書店)など。
24年間で捕獲を体験したマッコウクジラは72頭、2000年5月には燐光群『南洋くじら部隊』公演に向けた取材で坂手洋二氏ほかメンバーとラマレラ村を訪れてクジラ2頭を捕獲し、村人たちと幸福を分かち合った。ラマレラ訪問30年を目標に研究活動を継続中。

本公演のチケットをお持ちの方、ご予約の方はご入場頂けます。

他の日にも、以下のゲストと坂手洋二によるアフタートークを予定しています。

20日(月・祝)中根公夫さん(プロデューサー)
21日(火)水道橋博士(芸人・浅草キッド)

上演情報等、詳細は以下

http://rinkogun.com/kujira_2017.html
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『くじらの墓標 2017』のアフタートーク・ゲスト紹介② 水道橋博士さん

2017-03-08 | Weblog
燐光群『くじらの墓標 2017』のアフタートーク・ゲストをお一人ずつ紹介します。

21日(火)19:00の回は、

水道橋博士さんです。


水道橋博士さんとは、じつは岡山で同じ中学に通っていたのである。私が一級上。
水道橋博士さんの同期には、THE BLUE HEARTSの甲本ヒロト、オウム真理教の中川智正もいる。
昨年、燐光群『天使も嘘をつく』を観てくださったのだが、なんと、中学時代に私の書いた小説に対して手紙をくれていたという事実があったと聞かされる。なんとなく覚えはあったのだが。
中学時代に話したことがないので、後は立ち話しかしていないため、このアフタートークが始めてちゃんと話す機会となる。
なんとも数奇な巡り合わせである!!

中学時代と『天使も嘘をつく』での邂逅についての詳細は水道橋博士さんのブログを御覧ください。

http://blog.livedoor.jp/s_hakase/archives/55577661.html

このブログの過去記事にも以下のように載せている。

「水道橋博士くん」http://linkis.com/blog.goo.ne.jp/sakat/yZcIn
「水道橋博士が岡山で四十年前、私に恋文をくれたという」http://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/dd2f4eb0f144488785d0288fdba9b579



水道橋博士さんのプロフィールは、以下の通りです。

1962年8月18日生まれ、岡山県倉敷市出身。
86年にビートたけしに弟子入り、翌年、玉袋筋太郎とともにお笑いコンビ「浅草キッド」を結成。
テレビやラジオ、漫才を中心に活躍する一方、ライターとしてもコラムやエッセイを執筆する。
主な著書に『藝人春秋』『博士の異常な健康』、最新刊は『はかせのはなし』。
自身が編集長を務める日本最大級のメールマガジン『水道橋博士のメルマ旬報』好評配信中。
主な出演番組に『あさイチ』『総合診療医ドクターG』(NHK)、『バラいろダンディ』(TOKYO MX)等。

本公演のチケットをお持ちの方、ご予約の方はご入場頂けます。

他の日にも、以下のゲストと坂手洋二によるアフタートークを予定しています。

20日(月・祝)中根公夫さん(プロデューサー)
23日(木)小島曠太郎(文筆家・ラマレラ捕鯨文化研究家)

上演情報等、詳細は以下

http://rinkogun.com/kujira_2017.html
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『くじらの墓標 2017』のアフタートーク・ゲスト紹介① 中根公夫さん

2017-03-08 | Weblog
燐光群『くじらの墓標 2017』のアフタートーク・ゲストをお一人ずつ紹介します。

まず、20日(月・祝)14:00の回は、

中根公夫さんです。


中根さんとは、もう四半世紀以上の間、いろいろな話をし、さまざまな場所でお目にかかってきました。
ご一緒に計画を立てたりもしたのですが、巨大すぎて、なかなか実現しませんでした。
折にふれ、励まされ、また、さまざまなお話から刺激を受けてきました。
公開の場所でお話をするのはON-PAMでの対談がいちばん最近だったかと思います。
あらためて、いろいろとお話を伺うのが楽しみです。


中根さんのプロフィールは、以下の通りです。

中根公夫(なかね ただお)
1938年生まれ。学習院大学仏文科卒業後1962年東宝に入社、菊田一夫に師事。1963年、文部省派遣フランス政府給費留学生としてパリ国際演劇大学に留学、パリ国立オペラ座等で3年間研修を経て、東宝に復職。1971年よりプロデューサーとして100本以上の演劇を製作。
1974年、蜷川幸雄を東宝に招き日生劇場で『ロミオとジュリエット』を上演、『王女メディア』『近松心中物語』『NINAGAWA・マクベス』はじめ東宝での蜷川演出全作品を製作。1983年には、『王女メディア』のギリシャ公演を実現し、以後10年間にわたり毎年蜷川作品の海外公演を実施し、“世界のNINAGAWA”の名を確立していった。
1987年には、蜷川作品の海外公演を製作するため、ポイント東京株式会社を設立し、取締役社長となり、蜷川作品ほか多数の演劇作品をプロデュース。(~1994年までは東宝在籍のまま) 傍ら国際舞台芸術交流センター(現NPO法人)を設立し、舞台芸術見本市事務局長、国際演劇協会日本センター理事などを歴任。2005年以降は引退。

本公演のチケットをお持ちの方、ご予約の方はご入場頂けます。

他の日にも、以下のゲストと坂手洋二によるアフタートークを予定しています。

21日(火)水道橋博士(芸人・浅草キッド)
23日(木)小島曠太郎(文筆家・ラマレラ捕鯨文化研究家)

上演情報等、詳細は以下

http://rinkogun.com/kujira_2017.html
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