Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

「加計学園問題を考える会」スタート。

2017-09-10 | Weblog
学校法人「加計学園」(岡山市北区)の獣医学部新設問題を巡り、「加計学園問題を考える会」を設立。
呼びかけ人は、地元岡山の弁護士らを中心に、日弁連元副会長の河原昭文さん、科学者会議の榊原精さん、獣医師の二村治司さん、勤労者山岳同盟前会長の守屋益男さん、日弁連副会長の吉岡康祐さん、弁護士の山崎博幸さんと、私。

今後さまざまな論点について隔月ペースで意見を交わす予定で、1回目の9月9日は元文部科学省大臣官房審議官の寺脇研・京都造形芸術大教授を招き、岡山勤労者福祉センターで講演会を開いた。二六〇人超の定数オーバー満席。
どういうわけか開会の挨拶を仰せつかる。後は、さすが元官僚幹部の知識と洞察力説得力で圧倒的な寺脇さん怒濤トーク後半の受け手として、進行。
「国家戦略特区」がなぜ憲法違反に当たるのか、その他具体的な事柄について詳しく話しあう。内閣人事局の問題等、勉強になる。
杜撰きわまりない大学新設の実態を検証、どうやら「規制緩和ありき」「加計学園ありき」の、「ありき」が諸悪の根源のようだ。
そうした全体の構図について話す初回であった。
本来なら細かい事象を突っ込むことも簡単である。下村元文科大臣が、加計学園秘書室長から二度にわたって十一人で百万円を受け取った件など、一般人として聞いただけでも、おかしい。加計学園がその十一人の名前を挙げるだけで解決しそうなものだが、今後どう弁明するのか。この先は具体的な追及も出てくるだろう。
十一月は前川喜平・文科省前事務次官も岡山に登場する予定。
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