Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

日本劇作家大会2019大分大会 「まちなか演劇」特設サイト開始!

2018-12-17 | Weblog

日本劇作家大会2019大分大会 「まちなか演劇」特設サイト開始!

ご参加くださる方を募集しております。

大分大会実行委員の春陽漁介(しゅんようりょうすけ)さんの告知を御覧ください。

 

 

「まちなか演劇」にご参加くださる方を募集しております。

参加をご希望される方は下記のフォームからお申し込みください。
演劇やダンス経験者はもちろん、パフォーマンスに自信がない方でも、どうぞお気軽に!

 
はじめまして。大分大会実行委員の春陽漁介(しゅんようりょうすけ)です。
来たる2019年1月24日~27日。劇作家大会2019年大分大会が開催されます。
劇作家大会は、国内中の劇作家と演劇人が集まり、様々なシンポジウムを始め、リーディング公演やワークショップなど、たくさんの企画が行われます。演劇フリークはもちろん、今まで演劇に馴染みのなかった方にも楽しんでいただける大会です。
その中で、大分にお住いの皆さんと共に演劇を作る企画があります。
それが、この「まちなか演劇」です。
 
まちなかで行われるゲリラパフォーマンスは、フラッシュモブと呼ばれています。日本では、プロポーズの演出などに多用されていて、突然踊り出す・歌い出す、などのイメージが強いと思いますが、発祥は2003年にニューヨークで行われたものであり、難しいテクニックを要さない単純なパフォーマンスで誰でも参加出来る劇体験として流行りました。
それに習って簡単なモブを使い、出来る限り多くの大分の皆さんと演劇体験を共にしたいと考えております。
 
さらに、ご参加くださる方次第では、少し凝ったパフォーマンスも考えています。凝ったパフォーマンスの参考資料として、僕がやっているパフォーマンスチームの動画をご覧ください。 

https://youtu.be/xxYzH-ndct4(野球)
https://youtu.be/SLfdDOhbP-0(オープニング、バレー、傘、バンド)
 
これは「ノンバーバルパフォーマンス」と呼ばれる、言語を使わない演劇です。
ダンスまでいかないまでも、やはり大きく身体を使ったモブは多くの目線を集めます。
内容は、「野球」「サッカー」「バレー」というような、誰もが動きを知っているスポーツなどをまちなかで行う予定です。もちろん本当に道具を使うわけでなく、パフォーマンスとして。
参考資料の動画では、少人数のパフォーマンスですが、これを大勢でやってみませんか? 野球ネタだったら、18人以上。バレーネタだったら12人以上で。せっかく大分でやるならラグビーもいいかも知れません。
スポーツは、競技である一方で人と人を繋ぐ遊びです。大分と演劇を繋ぐ企画に、どうか皆さまにご参加いただきたいのです。
 
また、スポーツじゃないパフォーマンスも考えています。参考動画にあるような傘を使ったマスゲームも派手です。もしくは、電車とか、学校とか、温泉とか。
みんなでアイディアを出し合い、大分の街を劇空間で染めてみたい方のご参加を心よりお待ちしております。
 

 <本番日時>
2019年1月23日(水)と24日(木)
※ゲリラ的に実施する為、実施時間の詳細はお申し込み後にお伝えさせていただきますことをご了承ください。

 

<リハーサル>
2019年1月18日(金)〜22日(火)
※連日リハーサルを行う予定ですが、それぞれのご予定に合わせてご参加いただけます。内容にもよりますが、1~3コマのご参加いただきます。1コマ2時間程度を予定しております。

 

<場所>
iichiko総合文化センター、ガレリア竹町、大分駅前広場 他

 

<出演>
春陽漁介と大分市民の皆さま
※参加人数により、グループを作る予定です。

 

<対象>
小学生以上、80歳未満の方

 

<内容>
・簡単なモーションのフラッシュモブ
・スポーツなどを使ったノンバーバルパフォーマンス
※グループのレベル合わせて選んでいきます。 

 

<締め切り>
2019年1月15日(火)

 

 

劇作家大会 2019大分大会HPはこちら

 

 

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

 

「まちなか演劇」エントリーフォームにお入り下さい

 http://5454.tokyo/JPAC2019oita-mob

 

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『サイパンの約束』ツアー中ですが

2018-12-17 | Weblog

『サイパンの約束』ツアー中だが、いろいろと他の要件も並行している。

土曜日は、昼公演と夜公演の合間の二時間半近く、劇作家協会戯曲セミナー・研修課の講座を持つ。ゼミ式である。南出謙吾さん、西史夏さん、ピンク地底人3号さんと。ピンク地底人3号さんは新参加だが、〈劇作家協会新人戯曲賞〉の最終候補に二年連続で残っている好漢、若くワイルドな才能である。彼がこのたび〈せんだい短編戯曲賞〉を受賞した作品『わたしのヒーロー』についての感想を皆で言い合う。この賞は4年前に西さんも獲得している。続けて、互いにこれから書く作品のプロットを読みあい、忌憚なく意見を言い合う。刺激的だ。三人のバランスがとてもいい。南出さんは来年関東に移るらしいのだが……。

写真は、西さんが勤務している伊丹市昆虫館のバッジとキーホルダー。いただいてしまった。いただいて、最初は、ぎくっとしてしまった。中目黒の寄生虫館の記憶がふと過ぎったからだ。袋を開けて安堵。大丈夫だ。昆虫館である。オオゴマダラという蝶の絵である。……かつて『蟲』という映画のシナリオを書いたことがある。映画化できなかったが。そのとき廣木隆一監督と成田尚哉プロデューサーと三人のオジサンで寄生虫館に取材に行ったのだった。もうずいぶん昔だ。そこは寄生虫グッズをお土産として売っていたのである。そこの見学がデートコースに最適という人がいる。どういうことだ。

夜はずっと会ってみたかった「モジモジ先生」こと下地真樹さんと初めて話す。沖縄出身、阪南大学経済学部経済学科准教授。東日本大震災で生じたがれきの広域処理について、復興支援および放射線防護の両面から不合理であると批判している。私はTwitterをやらないので知らなかったのだが、彼はTwitterではかなり過激な発言で知られているのだという。

日曜日は、ツアー本隊と離れて、筑波へ。入管問題に取り組む「牛久の入管収容所問題を考える会」の年次報告会。〈非戦を選ぶ演劇人の会〉のトークショーに二年連続で出て頂いている織田朝日さんが主催する「くるどっこ劇団」の子供たちの上演を、初めて観る。プライバシー問題があるので写真は挙げられない。子供たちは、しっかりしている。日本という国でクルドというアイデンティティを意識しながら育っているのだ。ものすごく喋るのが上手な子もいる。将来何になりたいかというと、医師と先生が多い。真面目である。父兄がバザーで売っていた自家製クルドの揚げパンを購入して帰る。……政府のひどい政策と、沖縄からの移民を描く『サイパンの約束』のため、移民問題に敏感になっているためか、あらためていろいろと思わされる。

 

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