Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

時代を超えた沖縄との連帯。『ブラインド・タッチ』のモデル・星野文昭さんは、まだ獄中にいる。

2018-12-31 | Weblog

日本に於ける「政治犯」当事者の獄中結婚を描いた拙作『ブラインド・タッチ』は、今年の三月、2002年の初演以来の、本格的な再演を行いました。私自身の演出での上演は、初めてでした。

主人公のモデルとなっている星野文昭さんは、収監されてもう四十四年になります。

「渋谷事件」についての裁判はきわめて杜撰であり、様々な証拠から冤罪であることが明らかであるにもかかわらず、再審が認められません。

そして、これだけの歳月を経ても、仮釈放を認められていません。

刑務所内での処遇にも深刻な問題があります。

星野さんの健康状態も多くの人が心配するところです。

 

家族、弁護団、支援関係者が重ねてきた、現在徳島刑務所にいる星野さんの仮釈放を求める運動は、四国地方更生保護委員会への要求を軸にしています。

国際社会に訴えるべきだという声も大きいです。

 

1971年の時点で星野さんがたたかっていたのは、「沖縄復帰闘争」です。

半世紀近く経って、星野さんが抗った日米軍事同盟の謀略により、沖縄・辺野古の海が埋め立てられようとしている現実を前に、星野さんのたたかいの貴重さを思い、「時代を超えた連帯」を果たさなければならないと、あらためて感じています。

星野さんの沖縄闘争以来の年月と、現在の辺野古の現実との繋がりは、重要です。国家権力が「歳月の積み重ね」を武器にすることに抗う困難さも、共通しています。

 

四国地方法務局・更生保護委員会に対する12回目の申し入れが、12月26日(水)に行われました。私も申し入れに参加しました。弁護士会館がその控室となりました。(写真)

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四国の豆菓子メキシカン

2018-12-31 | Weblog

高松で入手した高知産・四国の豆菓子・メキシカン。

名古屋名物台湾ラーメンというのもあるから、まあ外国の名を使ってもいいだろう。

ただ、これがなぜ「メキシカン」なのか、説明できる人はいるのだろうか。

 

一人前の演劇人として、子供じみたブログを書くのはおやめなさいと身近な心ある人に言われたりしたのだが、お許し戴きたい。

高松を離れ、いくらか年末らしい作業をした後は、山積みの宿題に向い、どうやら仕事正月を迎える身なのである。

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