Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

韓国は「コロナ前」の社会にもどりつつあるという

2020-05-06 | Weblog
感染者数増を抑え込んだ韓国は、外出規制を緩和、「コロナ前」の社会にもどりつつあるという。
飲食店もお客が戻り、美術館・博物館も再開しているらしい。
映画館も一列ごとに空席列をつくり、観客数は半分になるが、なんとか観ていただける形になっているらしい。
以前もお伝えしたが、韓国の小劇場は、この間も、完全に閉鎖になったことはない。必ず上演を続けている劇場は、あったという。
五月二日からは〈ソウル演劇祭〉も予定通り開催されている。

日本の映画館も、明日7日から上映再開するところが出てきているらしい。

演劇のほうも、自粛延長発表時、同時に、「小規模のイベントは実施可能」「五十席以内を目安に」という話も出てきていた。
緊急事態が解除されれば、そして、曖昧な「自粛要請」の具体的な尺度が問題なのだが、それが各自治体の判断が あった上で、明瞭に「強制でない」というコンセンサスがとれさえすれば、理屈上は再開を検討してもいいはずである。
自治体が認めれば、公共劇場も少しずつ復活できるはずだ。
そう、少しずつ、でいいのだと思う。
まずは稽古できる環境を取り戻したい。


写真は今年2月下旬、ソウルに行ったときのもの。
連日通った劇場は、私が帰国した翌日から閉鎖されてしまった。
劇場裏手の居酒屋。鳥鍋やタコ刺しをいただいた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ランナーもマスクを」張り紙は、消えた

2020-05-06 | Weblog
神田川遊歩道のフェンスに、「ランナーもマスクを」という張り紙が、つけられている話はご紹介したと思う。

この張り紙は、公認放置状態にあったが、隣に張られていた杉並区からの「お知らせ」にあるように、4月末日で外された。

というか、外すか外されるかを取り沙汰するまでもなく、ウォーキング組やランナーたちは、もうほとんどマスクをしている。そうでない人たちは、すれ違う人達や追い抜く人達に接近しないように、大きく離れて動いている。
みんな真面目である。

吉祥寺でもう何週間も「閉店セール」を続けている靴屋であたらしいランニングシューズを買った。やはりおろしたての靴は気持ちがいい。
今日はあいにくの雨である。残念ながら出かけるのをやめるかもしれない。

Zoomというシステムでやる会議や催しに、何度か参加している。
ネットのグループ画面はなんだかもの悲しい気がする。
ものすごく疲れる、という人もいる。
ホスト役の人によっても、空気は全然変わる。
なかなか慣れないが、難しいとかそういうことではなくて、慣れなくて当然、という気持ちもある。

このご時世、なかなか文字を刻んでいくことは気持ちが重いのだが、こんな時でも書かなければならないものが幾つかあるというのは、ありがたいことである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする