Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

第35回岸田國士戯曲賞受賞作『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』。 一部出演者を募集するオープン・ワークショップ、参加受付開始。

2022-03-30 | Weblog

第35回岸田國士戯曲賞受賞作『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』。

燐光群初期代表作が、再々演、ヨーロッパツアー以来、21年ぶりに新バージョンとして、再生。

この公演の一部出演者を募集するオープン・ワークショップ。

参加希望受付を開始いたします。

 

 

『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語 NEO』

作・演出◯坂手洋二

7月15 日(金)〜31日(日)

下北沢ザ・スズナリ

 

 

 

この公演の一部の出演者を募集するオープン・ワークショップを、4月以降開催します。

日程などの詳細は 追ってHPで発表します。ご希望の方はお申し込みください。

申込締切:4月11日(月)

 

<応募方法>

○第一次審査(書類選考)履歴書と作文を A4 サイズで作成し、以下にご郵送下さい。

履歴書 = 要写真貼付。氏名・住所・電話番号・メールアドレス(PC /携帯共)・年齢(生年月日)を明記のこと。

作文 =「『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』あるいは他の燐光群・坂手洋二の作品を観た・読んだ感想」

作文 =「自分について」各800字以内

○送付先 〒154-0022 世田谷区梅丘 1-24-14 フリート梅丘 202 オープン・ワークショップ係

 

○オープン・ワークショップに先だって、面接を行うことがあります。

 オープン・ワークショップではテキストに『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』を使用します。

 

○電話でのお問い合わせはご遠慮下さい。rinkogun@alles.or.jp または FAX 03-3426-6594 でお受けいたします。

 

☆『ブレスレス / カムアウト』而立書房刊(1800円+税)

http://rinkogun.com/index.html

 

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「犀」ではなく「カバ」だった !

2022-03-30 | Weblog

文学座3月アトリエの会『 コーヒーと恋愛 』(原作:獅子文六 脚色・演出:五戸真理枝)を観劇して良かったことの一つは、イヨネスコ『犀』を模したであろう劇中に紹介される新劇作品内容が、 「犀」ではなく「カバ」だったことだ !

あらためて素晴らしい空間だと思うこのアトリエで松本祐子演出の『犀』も観たし、じつは燐光群もかなり以前に『犀』を梅ヶ丘BOXで上演している。燐光群版は、大河内直子の初演出作品でもあった。私は日本語版上演台本をまとめた。松井るみ美術は梅ヶ丘の小空間を見違えさせるものにしてくれた。

このパロディー版では、「犀」ではなく「河馬」、だったとは。初演からそうだったみたいで、私はこの場面、大笑いしました。

それにしても、作者・獅子文六氏が「とんでもハップン」「いかれポンチ」といった流行語の産みの親ということは、知らなかった。

 

ちなみに、イヨネスコ『犀』は、あらゆる「ゾンビ」ものの原点であって、私はしばしば指摘してきた。しかしそう指摘する批評論究に出会ったことがないのが不思議である。

 

写真は、文学座アトリエ『 コーヒーと恋愛 』上演中のロビーにて。

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寒空に桜

2022-03-30 | Weblog

しばらく東京を離れていたが帰ってきた。

曇った寒空に桜。

満開、花びらが零れて落ちてくるぎりぎりのボーダーのとき。

絶好のロケーションのはずの神田川沿いだが、花見の人影もない。

モノトーンの風情である。

この苦境の時代を、象徴しているかのようだ。

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