「核に守られた安心は、結局、一触即発の緊張状態でしかないことがわかりました」
原爆被害と核問題を考える映画『にんげんをかえせ』を観た高校生の感想です。(いちだまり『ポケットのなかの平和』より)
「核」だけではありません。あらゆる武力が、そうです。
戦争が奪うもの、平和の大切さを伝えていくことは、本当に大事です。
この間のウクライナで起きていることは、武力が武力を抑えるという考え方が間違っているという事実を証明しています。確実に、人の命が奪われているのです。市民も、兵士も、です。
日本の愚かな政治家らによる核武装や憲法改悪の論議は、じつに子供じみていて、高校生たちから見えている現実さえ、見通せていないのです。
写真は、三年前、ロシアで。