Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

桜上水の町中華屋のカレー

2024-10-18 | Weblog
昨日、桜上水で散髪をして、トーク会場の下北沢に移動するのにまだ時間があったので、食事もしておいた方がいいかと、しかも時間をかけずに、と思ったとき、いろいろな方面から賞賛されている「町の中華屋」が桜上水にあるけれど商店街からは離れている店なので自分は一度も入ったことがないのだと思い出し、この機に寄ってみることにした。
情報によれば、なぜかその店で評判がいいのが、カレーである。
カレーなら早いだろう。決断。じっさい、早い。すぐ出てきた。
オヤジさんのワンオペだが、他に客がいなかったということもある。
お玉で一食分掬って中華鍋であっという間に温める。
で、うまい。中華屋のカレーではない。黒っぽい茶色。欧風? 目立つ具材は、タマネギと肉少しで、中華屋カレーの定番だが、工夫してある。ルーは濃い。食べごたえがある。絶対にオヤジさんは創意工夫の人である。スパイスカレーがもてはやされている時代だが、カレーってこういうものでしょう、と、主張するわけでもなく、ただただ我が道を行く感じ。
普通のラーメンとかはどういう感じなのか、俄然興味が湧く。
ジャーナリストの藤原亮司さんは、日本にいると町中華通いの求道者なのだが、彼は必ず炒飯を食べるようだ。私は行き当たりばったりだ。
桜上水あたりを三十年通過しながら、知らない店だった。というか、桜上水でほとんど飲食店に入ったことがない。
地元といえども、奥深いものである。

今日一日やっていた仕事を一区切り。
頭を切り換えるのにこういうものを書く習慣が最近、ある。
そのうちそんな余裕もなくなる。
たぶん。
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想田和弘 × 坂手洋二 トークイベント アーカイブ視聴できるそうです

2024-10-18 | Weblog
想田和弘×坂手洋二 トークイベント
「映画と演劇とフォトエッセイ
猫のように自由な表現とは
映画監督と劇作家が語る表現の方法」
『猫様』(発行:ホーム社/発売:集英社)刊行記念

アーカイブ視聴できるそうです。

こちらから


本日、想田和弘さんの新刊『猫様』が発売されます。
「週刊金曜日」の連載を書籍化したもので、瀬戸内海に面した岡山県牛窓の猫たちの写真を中心に、人間と自然の関係や、これからの社会について考察するフォトエッセイです。
また、監督最新作『五香宮の猫(ごこうぐうのねこ)』が、あす10月19日に公開されます。
2021年に27年間暮らしたニューヨークから牛窓に移住した想田さんが、牛窓で古くから親しまれてきた鎮守の社・五香宮(ごこうぐう)に住みついた野良猫たちを撮った観察映画第10弾となります。
イベントでは牛窓にもゆかりのある劇団燐光群主宰の坂手洋二さんと、新作の創作秘話や表現の方法、現代社会の課題、牛窓の秘密?などについてお話いただきました。
映像・演劇・著作とクリエイター最前線でキャリアを積むお二人のトークイベント、ぜひお楽しみにご参加ください!


【出演者プロフィール】

想田和弘(そうだ・かずひろ)
1970年栃木県生まれ。映画作家。東京大学文学部卒。スクール・オブ・ ビジュアルアーツ映画学科卒。台本やナレーションを用いない「観察映画」の手法とスタイルでドキュメンタリー映画を作り続ける。監督作品に『選挙』『精神』『Peace』『港町』などがあり、国際映画祭等で受賞多数。最新作は牛窓で撮影した『五香宮の猫』(2024年ベルリン国際映画祭招待作品)。著書に『カメラを持て、町へ出よう』(集英社インターナショナル)、『なぜ僕は瞑想するのか』(ホーム社)などがある。

坂手洋二(さかて・ようじ)
劇作家・演出家。燐光群主宰。1983年燐光群旗揚げ。『屋根裏』『だるまさんがころんだ』等により、岸田國士戯曲劇作家・演出家。燐光群主宰。1983年燐光群旗揚げ。『屋根裏』『だるまさんがころんだ』『天皇と接吻』『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』等により、岸田國士戯曲賞、鶴屋南北戯曲賞、読売文学賞、紀伊國屋演劇賞、朝日舞台芸術賞、読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞。『神々の国の首都』『屋根裏』等は、世界各国で上演されている。日本劇作家協会元会長。日本演出者協会理事。国際演劇協会日本支部理事。

【配信参加について】
・開演時間の30分前よりオンライン開場いたします
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします
・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからご視聴いただけます
・イベント中、お客様の顔や音声などは配信されませんのでご安心ください
・リアルタイム配信と見逃し視聴(一部イベントを除く)でお楽しみいただけます。見逃し視聴につきましては、準備が出来次第、Peatixのメッセージ機能よりご案内いたします
・視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合は、ご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください

<配信参加の方>
Zoomの自動字幕機能を使用して日本語字幕をご利用いただけます。
字幕の表示をご希望の方は、ページ下部の「字幕」をクリックし、「字幕を表示」をオンにしてご参加ください。
・ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください
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下北沢との44年

2024-10-18 | Weblog
下北沢に初めて来てから、44年が経つようだ。
おそろしいことだ。
時の経つ速さ。

昨日午後、ボーナストラックの、いろいろな店のお客が使える、共有広場の机で、ノートパソコンを広げて、しばらく、いた。
44年前にはなかった。

町を歩くと、44年にあったところも、残っている。

時の狭間にいる。
そういうものだ、つねに。


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想田和弘監督とのトークイベント、終了しました

2024-10-18 | Weblog
想田和弘さんとのトークイベント、終了しました。

想田監督の最新作・映画『五香宮の猫』について。
牛窓について。
質疑応答を入れて二時間余。
楽しく話せたので、まあ、よかったんじゃないかと。

肝になったのは、積極的「棚上げ」肯定論、かな。
もめない、ケンカしない、戦争しない。
でも、引いたり、逃げたりするわけじゃない。
猫たちと牛窓の風景に魅せられながら、五香宮周辺の皆さんによる共同体のあり方に共感する、『五香宮の猫』はそんな映画だと、あらためて、思い出しながらお話ししました。

会場の、下北沢 本屋B&B 、二回目ですが、あらためて、素敵な場所でした。
私の本も売らせていただきました。


想田和弘著「猫様」刊行記念イベント
想田和弘×坂手洋二 
「映画と演劇とフォトエッセイ 猫のように自由な表現とは 
 映画監督と劇作家が語る表現の方法」

想田和弘監督最新作・映画『五香宮の猫』 は、
いよいよあす、10月19日(土)公開です。
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