Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

当たり前のように人形も演じる ②

2024-12-06 | Weblog
当たり前のように人形も演じる演劇、『沖縄戦と琉球泡盛』。

人形製作は、秋葉ヨリエ。
人形操作主任・武山尚史は、今回はヤンバルクイナ。

そして、

チラシに石坂啓さんの泡盛を舐めるネコの絵が描かれていることもあって、大期待の上に登場した「ネコ」を演じているのは、高木愛香です。
人形と共にある幸せを体現してくれるようになっていて、本当にいきいきとしています。
創意工夫という言葉がありますが、自分で細かい動きを試してどんどん増やしてゆく楽しさがあります。

他にも生物多様性を象徴する生き物たちが登場していますが、それはまたいずれ紹介します。


撮影・姫田蘭。

東京・吉祥寺シアター公演は12月8日(日)までです
あと三日間。

12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演
ということに、なっています
お薦めは、夜の部です


○岡山公演
12月13日〜15日
岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場

○吹田公演
12月21日・22日
吹田市文化会館 メイシアター 中ホール



https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/



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ブラックフライデーと言われても

2024-12-06 | Weblog
ブラックフライデーと言われてもよくわからないんだな。
きょうの金曜日が最終日と言われても。
金曜日が一週間続くなんてことがあるのか。
いいことがあるらしいのになんでブラックなのか。
ブラックという言葉のイメージアップ戦略なのかな。
大昔に『ビッグウェンズデー』というサーフィン物の映画があったが、あれは関係ないのだろうな。

写真は、数日前、怖い人たちといただいた、自家製ジンジャエール。
何の関係もありません。

上演中の劇の写真や記事を悔いのないようにアップせよという話だったので、懸命にやってみた。とりあえず目の前の締切のない状態にはなっているが、実のところはそうでもないのだ。やるべきことはどーんと、あるいは細々と、待ち受けている。
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当たり前のように人形も演じる

2024-12-06 | Weblog
当たり前のように人形も演じる演劇、『沖縄戦と琉球泡盛』。

人形製作は、秋葉ヨリエ。海外で日本の人形が注目されアレンジされるようになって久しいですが、彼女はそういう場所で勉強してきて、いわば逆輸入的に人形を、製法・操法も含めて、開発しています。パレスチナ・イエス・シアターでも人形の指導をしたことがあります。

『ライオンキング』だけではないのです。日本の古典芸能が海外で再発見されることは、多いのです。ジュリー・ティモアさんは燐光群『屋根裏』のニューヨーク公演にも来てくださいました。

さて、『Speak Low』『地の塩、海の根』では、犬の人形が大活躍でしたが、その操者・武山尚史が今度挑んだのは、ヤンバルクイナです。

この沖縄・やんばるを舞台にしたところのある劇で、オリジナルの人形を登場させ演じられることは、この劇団の歴史あってのことです。
今の日本では、そうした作業が正当に評価されていないような気がします。
十数年の蓄積があります。

チラシに石坂啓さんの泡盛を舐めるネコの絵が描かれていることもあって、ネコの登場も期待されていましたが、そこを演じているのは、高木愛香です。人形と共にある幸せを体現してくれるようになっていて、本当にいきいきとしています。

他にも生物多様性を象徴する生き物たちが登場していますが、それはまたいずれ紹介します。

この公演は上演じたいに対して公的補助金の対象から漏れて厳しい状態ですが、すべきことはしなければならないと思い、実践しています。

写真、左から、武山尚史、円城寺あや。
撮影・姫田蘭。

東京・吉祥寺シアター公演は12月8日(日)までです
あと三日間。

12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演
ということに、なっています
お薦めは、夜の部です


○岡山公演
12月13日〜15日
岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場

○吹田公演
12月21日・22日
吹田市文化会館 メイシアター 中ホール



https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/

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音楽劇でもある『沖縄戦と琉球泡盛』

2024-12-06 | Weblog
音楽劇でもある『沖縄戦と琉球泡盛』。

音楽監督は、南谷朝子さんです。
俳優である彼女と演劇で関わり始めてから、いつしか音楽面でも加わっていただくことが増えました。

『沖縄戦と琉球泡盛』は、今までで一番、音楽の比率が高いです。
沖縄のものでもあり、いろいろとカセもある中で、私もアイデアを出しました。
白眉は、沖縄の歌を歌っていて、それをブルガリアン・コーラスに転化させる試みです。
短い時間ですが、実現しています。
俳優たちも尽力しました。
「沖縄情緒」からの脱出、も、果たしています。
音楽に造詣のある方でないと気づかれないのかもしれませんが、この「編曲」に南谷朝子さんが傾注したエネルギーと技量は、「演劇の中での音楽」という幅の中だからこそ実現したことでもあると思います。
そういうことをわかっていただける評者の方がいらっしゃるといいのですが。

もちろん朝子さんは、俳優としてもほぼ出ずっぱりです。

登場する楽器のほとんどは、燐光群が、時に応じて舞台に登場せてきたものです。

深紅の琉球太鼓一対も、そうです。
オルガンも三十年以上の現役です。
それもまた、劇団力です。

撮影・姫田蘭。


東京・吉祥寺公演は12月8日(日)までです
あと三日間

12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演
ということに、なっています
お薦めは、夜の部です


燐光群『沖縄戦と琉球泡盛』

作・演出 坂手洋二

11月30日(土)〜12月8日(日)

東京・吉祥寺シアター


坂手洋二書き下ろし・演出の新作『沖縄戦と琉球泡盛』
過去そして現在、島々を囲む「戦争」の脅威に抗い、六百年の歴史を誇る蒸留酒「泡盛」を造り、愛し、嗜んできた、沖縄のスピリッツ。その魅力に迫る、真剣かつテーゲー(いい加減)な、イッペー・ウムサン(とても楽しい)、エンターテイメント。


「同じ米、同じ麹でも、蔵ごとに違う酒ができる。人間も同じさ」
「泡盛も、平和も、育てるものだよ」
「何十年も貯蔵し熟成させる古酒を残すには、戦争(いくさ)で壊されないようにしなくちゃねー」
第二次大戦中、「鉄の暴風」と呼ばれた米軍の猛攻にさらされた、日本最大の地上戦激戦地・沖縄。
貯蔵百年を越す、永く伝わる古酒を地中に埋め守ろうとしても、根こそぎ破壊され、全ての泡盛が失われた。
黒麹菌なくしては、泡盛製造は再開できない。瓦礫の山を掘り起こし、黒麹菌の残骸を発見し、復興の土台を作った者がいた。
合理化・工業化に抗し、たった一人の後継者が昔ながらのやり方で切り盛りする酒造所と家族たち。
泡盛にマッチする「琉球食」を極めようとして「アメリカ」と出会い直す料理人。
幻の古酒を出す、どことも知れぬ場所に存在した伝説の「泡盛バー」を探索し夜の町に迷い込む者。
離島に流れ着き酒造所に務め、やがて島に自衛隊が配備され、新たな緊張関係に戸惑う者……。
泡盛にまつわる様々な人間模様が描かれる。
自然の恵み、人の思い。いちどは戦争で破壊された、暮らしと文化。
人々の理想、沖縄ならでは豊かな生活を残すためには、平和が守られなければならないという思いを込めた新作、『沖縄戦と琉球泡盛』に、どうぞご期待ください。


本作は、上野敏彦著『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。厚く御礼申し上げます。




CAST
円城寺あや 南谷朝子 吉村直 鴨川てんし
川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 三浦知之
樋尾麻衣子 武山尚史 瓜生田凌矢 徳永達哉
尾形可耶子 西村順子 宅間脩起 高木愛香 青山友香
声の出演=中山マリ


STAFF
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○内海常葉
舞台監督○大山慎一
美術○じょん万次郎
衣裳○ぴんくぱんだー・燐光群衣裳部
人形制作○秋葉ヨリエ
擬闘◯山村秀勝
演出助手○城田美樹
進行助手○坂下可甫子 宅間脩起
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
衣裳助手○中山マリ 遠藤いち花
舞台協力○森下紀彦
舞台収録・写真撮影○姫田蘭
イラスト◯石坂啓
宣伝意匠○高崎勝也
協力○浅井企画 アットプロダクション 青年劇場
オフィス西村 InnocentSphere プロダクション・タンク
制作○ Caco 尾形可耶子 島藤昌代
Company Staff○桐畑理佳 田中結佳 鈴木陽介 宮島千栄
主催 有限会社グッドフェローズ
協力 公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
後援 沖縄県酒造組合




11月30日(土) 18:00開演(プレビュー)
12月1日(日) 14:00開演 ※
12月2日(月) 14:00/19:00開演
12月3日(火) 14:00開演 ※
12月4日(水) 14:00開演 ※
12月5日(木) 14:00/19:00開演
12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演


※=アフタートークあり
12月1日(日) ゲスト 上野敏彦氏(記録作家、コラムニスト、元共同通信編集委員)
12月3日(火) ゲスト 石坂啓氏(漫画家)
12月4日(水) ゲスト 有田芳生氏(元参議院議員・ジャーナリスト)




【全席指定】
プレビュー 3,000円
一般前売 4,200円  (当日4,500円)
ペア前売 7,600円
*U25(25歳以下)/学生 2,000円
*高校生以下 1,000円
*障がい者割引 3,000円
障がい者の介助者割引3,000円
*印は受付にて証明書等をご提示下さい
※30日(土)はプレビュー。一律3,000円。(人数限定・全席自由席・撮影等あり)
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。


○岡山公演
12月13日〜15日
岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場

○吹田公演
12月21日・22日
吹田市文化会館 メイシアター 中ホール




https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/
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『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)著者・上野敏彦さんとのアフタートーク。

2024-12-06 | Weblog
『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)著者・上野敏彦さんとのアフタートーク。
初日の12月1日(日)に行いました。
話は面白すぎて、ここには書けません。

燐光群新作『沖縄戦と琉球泡盛』は、上野さんの著書にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。厚く御礼申し上げます。

上野さんのプロフィールは以下の通りです。


上野敏彦(記録作家、コラムニスト、元共同通信編集委員)
‘55年神奈川県生まれ。「沖縄戦と琉球泡盛」著者。79年より共同通信社記者。民俗学者・宮本常一の影響を受け、北方領土から与那国島までの日本列島各地を取材し、酒や食、漁業、朝鮮、沖縄、近現代史をテーマに執筆。「千年を耕す」「闘う純米酒」など著書多数。

飾らず、人と接するときの、心の豊かさ。
そして、端正で理知的で、不屈の魂を抱くジャーナリストの矜持。
酒と共にあるときの、粋。
どれもが上野さんである。

上野さんご本人から「好きに使っていい」と言われている。
なので劇中に上野さんのお名前も出てくる。
引用・参照させていただいているところもある。
私自身も取材をしている。
泡盛と「沖縄の戦争」について、ジャーナリズムと演劇が共に取り組んだ作品であるともいえるだろう。

上野さんの著書『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)は、劇場受付でも、販売しております。


東京・吉祥寺公演は12月8日(日)までです
あと三日間

12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演
ということに、なっています
お薦めは、夜の部です

※    ※    ※

燐光群新作 『沖縄戦と琉球泡盛』

坂手洋二書き下ろし・演出の新作『沖縄戦と琉球泡盛』
過去そして現在、島々を囲む「戦争」の脅威に抗い、六百年の歴史を誇る蒸留酒「泡盛」を造り、愛し、嗜んできた、沖縄のスピリッツ。その魅力に迫る、真剣かつテーゲー(いい加減)な、イッペー・ウムサン(とても楽しい)、エンターテイメント。


「同じ米、同じ麹でも、蔵ごとに違う酒ができる。人間も同じさ」
「泡盛も、平和も、育てるものだよ」
「何十年も貯蔵し熟成させる古酒を残すには、戦争(いくさ)で壊されないようにしなくちゃねー」
第二次大戦中、「鉄の暴風」と呼ばれた米軍の猛攻にさらされた、日本最大の地上戦激戦地・沖縄。
貯蔵百年を越す、永く伝わる古酒を地中に埋め守ろうとしても、根こそぎ破壊され、全ての泡盛が失われた。
黒麹菌なくしては、泡盛製造は再開できない。瓦礫の山を掘り起こし、黒麹菌の残骸を発見し、復興の土台を作った者がいた。
合理化・工業化に抗し、たった一人の後継者が昔ながらのやり方で切り盛りする酒造所と家族たち。
泡盛にマッチする「琉球食」を極めようとして「アメリカ」と出会い直す料理人。
幻の古酒を出す、どことも知れぬ場所に存在した伝説の「泡盛バー」を探索し夜の町に迷い込む者。
離島に流れ着き酒造所に務め、やがて島に自衛隊が配備され、新たな緊張関係に戸惑う者……。
泡盛にまつわる様々な人間模様が描かれる。
自然の恵み、人の思い。いちどは戦争で破壊された、暮らしと文化。
人々の理想、沖縄ならでは豊かな生活を残すためには、平和が守られなければならないという思いを込めた新作、『沖縄戦と琉球泡盛』に、どうぞご期待ください。

本作は、上野敏彦著『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。厚く御礼申し上げます。

CAST
円城寺あや 南谷朝子 吉村直 鴨川てんし
川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 三浦知之
樋尾麻衣子 武山尚史 瓜生田凌矢 徳永達哉
尾形可耶子 西村順子 宅間脩起 高木愛香 青山友香
声の出演=中山マリ

STAFF
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○内海常葉
舞台監督○大山慎一
美術○じょん万次郎
衣裳○ぴんくぱんだー・燐光群衣裳部
人形制作○秋葉ヨリエ
擬闘◯山村秀勝
演出助手○城田美樹
進行助手○坂下可甫子 宅間脩起
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
衣裳助手○中山マリ 遠藤いち花
舞台協力○森下紀彦
舞台収録・写真撮影○姫田蘭
イラスト◯石坂啓
宣伝意匠○高崎勝也
協力○浅井企画 アットプロダクション 青年劇場
オフィス西村 InnocentSphere プロダクション・タンク
制作○ Caco 尾形可耶子 島藤昌代
Company Staff○桐畑理佳 田中結佳 鈴木陽介 宮島千栄
主催 有限会社グッドフェローズ
協力 公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
後援 沖縄県酒造組合




11月30日(土) 18:00開演(プレビュー)
12月1日(日) 14:00開演 ※
12月2日(月) 14:00/19:00開演
12月3日(火) 14:00開演 ※
12月4日(水) 14:00開演 ※
12月5日(木) 14:00/19:00開演
12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演


※=アフタートークあり
12月1日(日) ゲスト 上野敏彦氏(記録作家、コラムニスト、元共同通信編集委員)
12月3日(火) ゲスト 石坂啓氏(漫画家)
12月4日(水) ゲスト 有田芳生氏(元参議院議員・ジャーナリスト)




【全席指定】
プレビュー 3,000円
一般前売 4,200円  (当日4,500円)
ペア前売 7,600円
*U25(25歳以下)/学生 2,000円
*高校生以下 1,000円
*障がい者割引 3,000円
障がい者の介助者割引3,000円
*印は受付にて証明書等をご提示下さい
※30日(土)はプレビュー。一律3,000円。(人数限定・全席自由席・撮影等あり)
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。


○岡山公演
12月13日〜15日
岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場

○吹田公演
12月21日・22日
吹田市文化会館 メイシアター 中ホール


https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/


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円城寺あやが一瞬だけ演じるアメリカ兵 !

2024-12-06 | Weblog
円城寺あやが一瞬だけ演じるアメリカ兵 !

『沖縄戦と琉球泡盛』は、まあ、何でもあり、の、楽しい芝居です。

どんな設定なのかは、劇場でお確かめください。

撮影・姫田蘭。



東京・吉祥寺公演は12月8日(日)までです
あと三日間

12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演
ということに、なっています
お薦めは、夜の部です

※    ※    ※

燐光群新作 『沖縄戦と琉球泡盛』

坂手洋二書き下ろし・演出の新作『沖縄戦と琉球泡盛』
過去そして現在、島々を囲む「戦争」の脅威に抗い、六百年の歴史を誇る蒸留酒「泡盛」を造り、愛し、嗜んできた、沖縄のスピリッツ。その魅力に迫る、真剣かつテーゲー(いい加減)な、イッペー・ウムサン(とても楽しい)、エンターテイメント。


「同じ米、同じ麹でも、蔵ごとに違う酒ができる。人間も同じさ」
「泡盛も、平和も、育てるものだよ」
「何十年も貯蔵し熟成させる古酒を残すには、戦争(いくさ)で壊されないようにしなくちゃねー」
第二次大戦中、「鉄の暴風」と呼ばれた米軍の猛攻にさらされた、日本最大の地上戦激戦地・沖縄。
貯蔵百年を越す、永く伝わる古酒を地中に埋め守ろうとしても、根こそぎ破壊され、全ての泡盛が失われた。
黒麹菌なくしては、泡盛製造は再開できない。瓦礫の山を掘り起こし、黒麹菌の残骸を発見し、復興の土台を作った者がいた。
合理化・工業化に抗し、たった一人の後継者が昔ながらのやり方で切り盛りする酒造所と家族たち。
泡盛にマッチする「琉球食」を極めようとして「アメリカ」と出会い直す料理人。
幻の古酒を出す、どことも知れぬ場所に存在した伝説の「泡盛バー」を探索し夜の町に迷い込む者。
離島に流れ着き酒造所に務め、やがて島に自衛隊が配備され、新たな緊張関係に戸惑う者……。
泡盛にまつわる様々な人間模様が描かれる。
自然の恵み、人の思い。いちどは戦争で破壊された、暮らしと文化。
人々の理想、沖縄ならでは豊かな生活を残すためには、平和が守られなければならないという思いを込めた新作、『沖縄戦と琉球泡盛』に、どうぞご期待ください。

本作は、上野敏彦著『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。厚く御礼申し上げます。

CAST
円城寺あや 南谷朝子 吉村直 鴨川てんし
川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 三浦知之
樋尾麻衣子 武山尚史 瓜生田凌矢 徳永達哉
尾形可耶子 西村順子 宅間脩起 高木愛香 青山友香
声の出演=中山マリ

STAFF
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○内海常葉
舞台監督○大山慎一
美術○じょん万次郎
衣裳○ぴんくぱんだー・燐光群衣裳部
人形制作○秋葉ヨリエ
擬闘◯山村秀勝
演出助手○城田美樹
進行助手○坂下可甫子 宅間脩起
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
衣裳助手○中山マリ 遠藤いち花
舞台協力○森下紀彦
舞台収録・写真撮影○姫田蘭
イラスト◯石坂啓
宣伝意匠○高崎勝也
協力○浅井企画 アットプロダクション 青年劇場
オフィス西村 InnocentSphere プロダクション・タンク
制作○ Caco 尾形可耶子 島藤昌代
Company Staff○桐畑理佳 田中結佳 鈴木陽介 宮島千栄
主催 有限会社グッドフェローズ
協力 公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
後援 沖縄県酒造組合




11月30日(土) 18:00開演(プレビュー)
12月1日(日) 14:00開演 ※
12月2日(月) 14:00/19:00開演
12月3日(火) 14:00開演 ※
12月4日(水) 14:00開演 ※
12月5日(木) 14:00/19:00開演
12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演


※=アフタートークあり
12月1日(日) ゲスト 上野敏彦氏(記録作家、コラムニスト、元共同通信編集委員)
12月3日(火) ゲスト 石坂啓氏(漫画家)
12月4日(水) ゲスト 有田芳生氏(元参議院議員・ジャーナリスト)




【全席指定】
プレビュー 3,000円
一般前売 4,200円  (当日4,500円)
ペア前売 7,600円
*U25(25歳以下)/学生 2,000円
*高校生以下 1,000円
*障がい者割引 3,000円
障がい者の介助者割引3,000円
*印は受付にて証明書等をご提示下さい
※30日(土)はプレビュー。一律3,000円。(人数限定・全席自由席・撮影等あり)
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。


○岡山公演
12月13日〜15日
岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場

○吹田公演
12月21日・22日
吹田市文化会館 メイシアター 中ホール


https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/


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『沖縄戦と琉球泡盛』 上演会場は吉祥寺シアターです

2024-12-06 | Weblog
『沖縄戦と琉球泡盛』東京公演の上演会場は、吉祥寺シアターです。

ふだん燐光群が上演している、あの街でも、その街でも、ありません。

既に「劇場を間違えた!」という悲鳴というか悲報が、複数届いています。

写真は、吉祥寺シアター表。ボスターを撮影している有田芳生さん。それをまた撮影してしまいました。

皆様。今回は吉祥寺シアターです。お間違えなきよう。


東京・吉祥寺公演は12月8日(日)までです
あと三日間

12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演
ということに、なっています
お薦めは、夜の部です

※    ※    ※

燐光群新作 『沖縄戦と琉球泡盛』

坂手洋二書き下ろし・演出の新作『沖縄戦と琉球泡盛』
過去そして現在、島々を囲む「戦争」の脅威に抗い、六百年の歴史を誇る蒸留酒「泡盛」を造り、愛し、嗜んできた、沖縄のスピリッツ。その魅力に迫る、真剣かつテーゲー(いい加減)な、イッペー・ウムサン(とても楽しい)、エンターテイメント。


「同じ米、同じ麹でも、蔵ごとに違う酒ができる。人間も同じさ」
「泡盛も、平和も、育てるものだよ」
「何十年も貯蔵し熟成させる古酒を残すには、戦争(いくさ)で壊されないようにしなくちゃねー」
第二次大戦中、「鉄の暴風」と呼ばれた米軍の猛攻にさらされた、日本最大の地上戦激戦地・沖縄。
貯蔵百年を越す、永く伝わる古酒を地中に埋め守ろうとしても、根こそぎ破壊され、全ての泡盛が失われた。
黒麹菌なくしては、泡盛製造は再開できない。瓦礫の山を掘り起こし、黒麹菌の残骸を発見し、復興の土台を作った者がいた。
合理化・工業化に抗し、たった一人の後継者が昔ながらのやり方で切り盛りする酒造所と家族たち。
泡盛にマッチする「琉球食」を極めようとして「アメリカ」と出会い直す料理人。
幻の古酒を出す、どことも知れぬ場所に存在した伝説の「泡盛バー」を探索し夜の町に迷い込む者。
離島に流れ着き酒造所に務め、やがて島に自衛隊が配備され、新たな緊張関係に戸惑う者……。
泡盛にまつわる様々な人間模様が描かれる。
自然の恵み、人の思い。いちどは戦争で破壊された、暮らしと文化。
人々の理想、沖縄ならでは豊かな生活を残すためには、平和が守られなければならないという思いを込めた新作、『沖縄戦と琉球泡盛』に、どうぞご期待ください。

本作は、上野敏彦著『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。厚く御礼申し上げます。

CAST
円城寺あや 南谷朝子 吉村直 鴨川てんし
川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 三浦知之
樋尾麻衣子 武山尚史 瓜生田凌矢 徳永達哉
尾形可耶子 西村順子 宅間脩起 高木愛香 青山友香
声の出演=中山マリ

STAFF
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○内海常葉
舞台監督○大山慎一
美術○じょん万次郎
衣裳○ぴんくぱんだー・燐光群衣裳部
人形制作○秋葉ヨリエ
擬闘◯山村秀勝
演出助手○城田美樹
進行助手○坂下可甫子 宅間脩起
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
衣裳助手○中山マリ 遠藤いち花
舞台協力○森下紀彦
舞台収録・写真撮影○姫田蘭
イラスト◯石坂啓
宣伝意匠○高崎勝也
協力○浅井企画 アットプロダクション 青年劇場
オフィス西村 InnocentSphere プロダクション・タンク
制作○ Caco 尾形可耶子 島藤昌代
Company Staff○桐畑理佳 田中結佳 鈴木陽介 宮島千栄
主催 有限会社グッドフェローズ
協力 公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
後援 沖縄県酒造組合




11月30日(土) 18:00開演(プレビュー)
12月1日(日) 14:00開演 ※
12月2日(月) 14:00/19:00開演
12月3日(火) 14:00開演 ※
12月4日(水) 14:00開演 ※
12月5日(木) 14:00/19:00開演
12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演


※=アフタートークあり
12月1日(日) ゲスト 上野敏彦氏(記録作家、コラムニスト、元共同通信編集委員)
12月3日(火) ゲスト 石坂啓氏(漫画家)
12月4日(水) ゲスト 有田芳生氏(元参議院議員・ジャーナリスト)




【全席指定】
プレビュー 3,000円
一般前売 4,200円  (当日4,500円)
ペア前売 7,600円
*U25(25歳以下)/学生 2,000円
*高校生以下 1,000円
*障がい者割引 3,000円
障がい者の介助者割引3,000円
*印は受付にて証明書等をご提示下さい
※30日(土)はプレビュー。一律3,000円。(人数限定・全席自由席・撮影等あり)
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。


○岡山公演
12月13日〜15日
岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場

○吹田公演
12月21日・22日
吹田市文化会館 メイシアター 中ホール


https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/






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劇団の運営のためにカンパを御願いしています

2024-12-06 | Weblog
劇団の運営のためにカンパを御願いしています。
今回、東京公演は、例年と違って、公演自体への補助金の対象にはなりませんでした。
生き延びなければなりません。
私たちは回っていない限り倒れてしまう、駒みたいなものなのです。

ご協力に感謝します。

燐光群新作 『沖縄戦と琉球泡盛』

11月30日(土)〜12月8日(日)
東京・吉祥寺シアター

岡山・吹田公演もございます。

https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/
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これが「泡盛コーヒー」

2024-12-06 | Weblog
燐光群『沖縄戦と琉球泡盛』上演に併せ、吉祥寺シアター併設のカフェ「吉祥なおきち」が、【期間限定のコラボメニュー】を提供してくださっています。

ソフトクリームの載った沖縄ぜんざい&
キリッとしたあじわいの泡盛コーヒー。

ご観劇の際はぜひお立ち寄りください♪

私もついに「泡盛コーヒー」をいただきました。

おお。
しっかり泡盛の風味。





燐光群新作 『沖縄戦と琉球泡盛』
11月30日(土)〜12月8日(日)
東京・吉祥寺シアター

https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/

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三田 束の間の

2024-12-06 | Weblog
本番の時間をかいくぐって、三田で講義。
たまたま演技についての授業。
リアルであるとは何か。
俳優の仕事とは。
実践と理論は想像力の中で行き交う。
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