
たまたま近くで付けっぱなしのテレビで、
井之頭五郎氏が、洋食屋で、チーズハンバーグのランチセットと、別に生姜焼きひと皿、それを食べ終えかけて追加して、ナポリタンと、鶏肉のにんにくタマネギソース焼を、一度に食べている。ナポリタンも一人前だし、ランチセットと鶏肉焼は、それぞれライスがついている。
いくら何でも食べ過ぎであろう。
店の女性も「そんなに?」と反応。
しかし、ちゃんとうまそうに食べる。
いやはや。
プロである。
フードファイターでなくとも、この番組を十年以上やった松重豊さんは、すごい。
だが、待てよ。
私も、先日、小説家お二人とランチで、トルコ料理をいただき、そのまま中華料理屋に流れたのだ。適当な居酒屋がなかったせいもある。
写真は、その二軒目での、鶏である。
年長の小説家氏がお薦めだけのことはあって、おいしい。
初めて北京ダックというものをいただいたときに驚いてから、鶏の皮のパリパリは、なかなか家庭ではできないものであろう、と思っている。
で、そう、追加で鶏、は、私たちは、井之頭五郎氏と同じことをしているではないか。
まあ、私たちは、昼酒で、飲み屋をハシゴしたくらいの気持ちだったし、ライスはついていないし、三人で分け合ったのではあるのだが。
そして、井之頭五郎は、酒を呑まない。
酒を呑まない人間が、そのぶん、食べものに猪突猛進してゆくのは、なるほど、と、思うべきことなのである。たぶん。
小説家お二人が何者かも、とりあえず、明かす予定はありません。
あしからず。
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