Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

韓国現代戯曲ドラマリーディングⅩ 全体顔合わせ

2020-12-21 | Weblog
韓国現代戯曲ドラマリーディング Ⅹ の全体顔合わせを、昨夜、開催。
会場は、新しくなった「としま区民センター(ハレザ池袋)」。
日韓演劇交流センターの事業。
全体の紹介と、 今回は、訳書『韓国演劇運動史』(写真)を上梓したばかりの津川泉さんの講演。
リーディング出演者たちの質問に答える形で、大笹吉雄さんと鄭義信さん、私が長めに喋る。
若く真摯な人達、いい空気の会だったと思う。

昔話はしたくない。
だが、今を相対化するために、伝わるべき「過去」は、ある。

リーディング詳細は、一昨日のブログ
https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/63630aba87a8b9097450ad27346d756f


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菅首相は来年夏までに人類が新型コロナウイルスに打ち勝つと断言。

2020-12-21 | Weblog
菅首相が本日、来年夏までに人類が新型コロナウイルスに打ち勝つと、断言。
と、聞こえてきた。
本当だろうか。
何か根拠を持っているのだろうか。
ワクチンが有効だと信じているということか。
その確信のもとにオリンピックを強行しようとして、万が一うまくいかなかったら、いったい誰が責任をとると考えているのだろう。

ロイター通信によると、菅義偉首相は21日都内で開催されたイベントであいさつし、来年の夏に人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証として東京で五輪・パラリンピックを開催するとの決意を改めて示した、という。

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はるばる亭 再開を待望する

2020-12-21 | Weblog
はじめは、ラーメン居酒屋、として紹介された、この店。

コロナ禍下、どうなっているのだろう。

再開できると信じているし、そうでないなら、哀しすぎる。

あの、鳥チャーシュー。
辛麺。
ワンタン。
冷蔵庫で冷やされている焼酎。

オヤジさんの居ずまい。

この十年間の、私の大切な場所。




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韓国現代戯曲ドラマリーディングX 来年1月、詳細決定

2020-12-20 | Weblog
韓国現代戯曲ドラマリーディングX 来年1月、詳細決定。
私は副会長なのですが、自分の本番の寸前で、あまり関われません。
残念でなりません。
 
日韓演劇交流センター、今後の存続も含めて、内外で討議が盛んです。
ここ四半世紀、ある意味で、私は、日韓の関係に多くを助けられて、生きてきました。
ここしばらくはあまり関わりを持てていませんが、私が関わるかどうかということを超えて、この活動の継続を望んでいます。
というか、日本が、韓国に学ぶべき点が増えています。
 
 
韓国現代戯曲ドラマリーディングⅩ

2021年1月27日(水)~31日(日)
座・高円寺1
 
『激情万里』 
(1991年初演) 
作:キム・ミョンゴン
翻訳:石川樹里
演出:南慎介
出演:加藤亮佑 川鍋知記 日下部そう 小林あや 小林咲子 ししどともこ(カムヰヤッセン) 田崎哲也(ambrosia) とみやまあゆみ 永野和宏(劇団新人会) 蒔原朋実 松井壮大 山崎丸光 山森信太郎(髭亀鶴) 吉村公佑 渡邊真砂珠
2021年1月27日(水)19:00
2021年1月30日(土)14:00 
30日 アフタートーク 南慎介×キム・ミョンゴン(リモート参加)
今日も新派劇団「北極星一座」開演の銅鑼が鳴り響く。
演目は『長恨夢』。尾崎紅葉の『金色夜叉』を翻案した大衆劇である。
「朝鮮の匂いがする偉大な芸術」を夢見て、ホン・ジョンミンら若手俳優はシンパ劇団を脱退するが、時代は彼らの理想を許さない。日本への抵抗か、服従か。共産主義か資本主義か。北か、南か。真の芸術を目指す若者たちは残酷なまでの二項対立に巻き込まれていく。
朝鮮半島を駆け抜けていった数々の戯曲、歌、そして俳優たちが描き出す、日帝時代から朝鮮戦争まで20年以上に渡る韓国近代演劇史クロニクル。
 
『椅子は悪くない』
(2002年初演)
作:ソン・ウッキョン 
翻訳:上野紀子
演出:鄭義信
出演:國崎史人 小飯塚貴世江(キヨエコーポレーション) 酒井和哉 根本大介 矢内文章(アトリエ・センターフォワード)
2021年1月28日(木)19:00
2021年1月30日(土)18:00
30日 アフタートーク 鄭義信×ソン・ウッキョン(リモート参加)
ふと通りかかった家具屋の前に置かれてあった椅子に、カン・ミョンギュはたちどころに心奪われた。カン・ミョンギュいわく、「歯を抜いた何年か後に、偶然その歯を見つけた」瞬間だった。すぐさま彼はその椅子を手に入れようとする。けれども店主のムン・ドクスは売るのを渋る。なぜなら、その椅子は息子のソンウがつくったもので、単に店先に飾っていたに過ぎなかった。それでも、ミョンぎゅの椅子への狂おしい思いはとどまるところを知らない。それほどまで椅子を欲しがるカン・ミョンギュに妻のソン・ジエは嫉妬を覚え……
椅子をめぐって、カン・ミョンギュ、ソン・ジエ、ムン・ドクス、ソンウの激しいバトルが展開される。それは恋なのか? 所有欲なのか? それとも……?
 
『加害者探求‐付録:謝罪文作成ガイド』
(2017年4月初演)
作:ク・ジャヘ
翻訳:洪明花
演出:西尾佳織
出演:石山蓮華 斉藤沙紀 辻村優子 中島愛子(張ち切れパンダ) 中西聖羅 堀光太郎 山﨑千里佳
2021年1月29日(金)19:00
2021年1月31日(日)14:00 
31日 アフタートーク 西尾佳織×ク・ジャヘ(リモート参加)
加害に関する歴史を記録するこの書は、全て、自発的参加によって作成され、完成と同時に燃やされるものとする。作成それ自体に意味があると考えるためである。世の中のすべての芸術は詩性を持つ。よってこの書においては、芸術そのものを〈詩〉とし、芸術に携わる者は〈詩人〉、未だ〈詩人〉ではなく志望している者を〈習作生〉とし、芸術界を〈この世界〉と表記する。
この世界を記録するためにここに立つ。生来の狂人として生まれ、この世界で加害者になるしかなかった詩人たちが自ら記録し、自ら罰を下す、最初で最後の唯一の一冊……『加害者探求』。
シンポジウム
『これからの日韓演劇交流』
パネラー 大笹吉雄 シム・ジェチャン シライケイタ イ・ホンイ
2021年1月31日(日)17:00
チケット発売中!!
料金 1500円
通し券4000円(日韓演劇交流センターのみ取扱)
全席自由
チケット取り扱い
座・高円寺チケットボックス
03-3223-7300(10時〜18時・月休)
窓口10時〜19時
https://za-koenji.jp/

日韓演劇交流センター
050-5327-9826(11時〜18時)
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稽古2日目。

2020-12-20 | Weblog
稽古2日目。

こんな御時世に、また新しく芝居を作ることができる環境に、感謝。

稽古は五時間だが、あっという間。

充実している、というべき。

美術の加藤ちかも来て、私たちは稽古前に早く来て打ち合わせし、読み合わせの合間に、あれこれ相談。

充実している、というべき。

二十六年前、この稽古場の二階に、劇団員でもある加藤ちかと、舞台監督の森下紀彦、編集者の豊田勇二と、私と、劇団との、共同事務所を作った。

私たちは、成長できているのかどうかはわからないが、大人にならざるを得なくなり、今がある。
人間は、出会い、共に生き、時に離れていく。

だが、繋がっている。

友が真に友であるとき、おためごかしの言葉はいらない。


写真は、この芝居のリアル小道具が入っている、箱たち。




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稽古開始。

2020-12-18 | Weblog
半月前に前回公演が終了したばかりというのに、今日から新作の稽古開始。公演は二月。
小道具は既に届いている。さて、これらはいったい何でしょう。

情報はしばしお待ち下さい。

感染者数をいちいち気にしないようにしているが、それでも東京の新規822名は、さすがにびっくりさせられる。

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これって結局、「一部の国民が誤解している」「首相は悪くない」と、宣言している

2020-12-17 | Weblog
「国民のみなさんの誤解を招いたのではないかという指摘は、真摯に受け止めていかなければならない」。
これもまた、言語として筋道が成立していない。
不誠実。没論理。
「国民の誤解を招いたのではないか」という日本語は、「ではないか」と曖昧にすることで、案に「誤解しない方が正しいはずだ」と開きなおっている。「誤解した国民もいる」なら、「本来は考えられないことだが」、その現実を「真摯に受け止める」と、上から目線で言っている。しかも「いかなければならない」と未来形で言っているので、「今のところまでそうしたくはないと思ってきているのだが」、と、正直に言っている。だって、「指摘」されて初めて、それについて考えた、と、告白しているようなものだからだ。
これって、結局、「一部の国民が誤解している」「首相は悪くない」と、宣言しているようなものだ。

「誤解を招いた」ことは認識するが、「誤解」の根拠となっている「首相の行った5人以上の会食」の是非については、いっさい語っていない。
では、これから、「安全な距離を取った5人以上の会食は、8人くらいまでなら許される」と、公明正大に、言っていただきたい。

日本語を、論理を、劣化させる言動が許せない。


……

報道によれば、
菅義偉首相が14日夜に東京都内で自民党の二階俊博幹事長らと5人以上で会食したことについて、加藤勝信官房長官は16日午後の記者会見で、「国民のみなさんの誤解を招いたのではないかという指摘は、真摯に受け止めていかなければならない」と述べた。



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「国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省している」は、言語として論理が成立していない。

2020-12-16 | Weblog
「国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省している」。
これ、言語として論理が成立していない。
不誠実。
相手が誤解したのだと開きなおっておきながら「その意味においては」という「反省」は、本来の意味での「反省」なんかじゃないだろう。

「もしも傷つけてしまったのでしたら謝罪します」と同じくらいの悪質さ。
ひどすぎる。

何より、日本語を劣化させる言動が許せない。



……

菅義偉首相は16日夜、政府が新型コロナウイルスの感染防止策として会食は少人数で行うよう呼びかけるなか、14日に5人以上で会食したことについて「国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省している」と発言。
政府の分科会が感染リスクが高まる場面の一つとして挙げた「大人数、例えば5人以上の飲食」に当てはまる。

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まつもと市民芸術館で「工場見学」

2020-12-16 | Weblog
今日午後の東京の用事がなくなったため、まつもとに居残りし、山田うんさんが松本の皆さんのダンスの稽古をしているというのに誘われ、見せていただく。

「工場見学にいらっしゃいましたぁ」と言われて、ああ、そうか、と気づいた。まつもと市民芸術館は、「まつもと演劇工場(シアターファクトリー)」という事業を継続しており、串田和美芸術監督の「演劇学校」の夢の実現に向けて一歩一歩進めているのである。

まつもと市民芸術館上階の、芝生の屋上に繋がる広い稽古場。
かつて『いとこ同志』もここで稽古したのだ。
寒気到来で煙る窓外を尻目に、充実した稽古を見せていただく。
数年間の取り組みが功を奏して、メンバーたちのレベルの高さに驚く。
加藤直さんにも挨拶。

芸術館では、昨日は音響家協会のイベントがあり、音響家の皆さんともニアミス。

東京の日々を離れて爽快さも感じつつの三日間であった。

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松本にいます

2020-12-15 | Weblog
松本にいます。

来年の公演のための調べごとが、あり。
これはなかなか実りがありました。

そして、夕方、串田和美さんとお茶を飲み、串田さんのひとり芝居をこれから観るところです。
スタジオパークなる広大なロビーの中の仮設劇場。

松本市民芸術館、〈実験劇場〉としてはほぼこけら落としだった『いとこ同志』から十五年。
何度か公演はしてきたけれど、ここに来るのは久しぶり。

粉雪が舞っていますが、今夜は積もるのかもしれません。

松本は八十年代に某自動車会社の広報の仕事できたのが最初。
やがて〈松本演劇フェスティバル〉で、あがたの森講堂で、何度か公演させてもらいました。

自分が住んでいたことはないけれど、何だか懐かしい街なのです。


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杉山英之、近況。『拝啓天皇陛下様 前略総理大臣殿』終えて二週間。

2020-12-15 | Weblog
燐光群『拝啓天皇陛下様 前略総理大臣殿』、1日の岡山で全公演が終了して、今日でちょうど二週間である。

ご心配をお掛けした杉山英之の症状はおさまっていて、じつは先月に退院しています。
ある意味、ほぼ、悪いところは何もないのです。
日常生活というか、ジョギングとかもできているみたいだし。
とりあえず年明けに、それほどハードでない手術をして、その後の経過を見ていくということになります。 
まだしばらくは、ご心配をお掛けするかもしれませんが、あたたかく見守っていただけますと幸いです。


写真 円城寺あや、杉山英之
撮影 姫田蘭

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Zoomでの公開審査会

2020-12-14 | Weblog
第26回劇作家協会新人戯曲賞、Zoomでの公開審査会。

審査会は、苦手なZoomだと、やはり私は難しい。
がんばったつもりだけど、無理してる感じには、なっていたかも。

受賞作は、竹田モモコさん (大阪府)の『いびしない愛』に決定。

私は河合穂高さん (岡山県)の『春の遺伝子』と『いびしない愛』の2作同時受賞を考えていたが、最終投票で五票対三票だったので、二票差というのが微妙だった。今年は審査員数がふだんの七人でなく八人だったので、きれいに四票対四票に分かれてくれればよかったのだが。
それに加えて、今回の司会者・川村毅氏が、かつての審査会で何度かそうだったのだが、「2作同時受賞」を認めない派、の人だったのだ。
それでまあ、仕方ないかと思ったのだが⋯⋯、当の川村氏が、受賞作が決まった後の閉会後の受賞式の終わり頃に「2作同時も今回はありかと思った」と言うではないか。
早く言ってくれよー。である。

まあ河合さん、楽しみは先に、とっておきましょう!

で、あらためて、竹田さん、おめでとうございます。


ズームの写真は他の担当者もアップしていたので、私も挙げましょう。


【最終候補作】(6作品・応募戯曲到着順)
『キラメク!』有吉朝子 (東京都)
『サカシマ』斜田章大 (愛知県)
『椅子は椅子』ビト (奈良県)
『春の遺伝子』河合穂高 (岡山県)
『いびしない愛』 竹田モモコ (大阪府)
『(一)変容する日々 (二)燃料用ガスがあたえられたとせよ』泉晟 (広島県)

【最終審査員】
赤澤ムック 桑原裕子 坂手洋二 佃 典彦 土田英生 マキノノゾミ わかぎゑふ 渡辺えり
【司会】
川村 毅


https://shinsakai2020.peatix.com


http://www.jpwa.org/main/activity/drama-award/prize
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第26回劇作家協会新人戯曲賞は、竹田モモコさんの『いびしない愛』に決定

2020-12-13 | Weblog
第26回劇作家協会新人戯曲賞は、竹田モモコさん (大阪府)の『いびしない愛』に決定しました。

今、Zoomでの公開審査会で、決まったばかりです。
これからオンライン授賞式です。


【最終候補作】(6作品・応募戯曲到着順)
『キラメク!』有吉朝子 (東京都)
『サカシマ』斜田章大 (愛知県)
『椅子は椅子』ビト (奈良県)
『春の遺伝子』河合穂高 (岡山県)
『いびしない愛』 竹田モモコ (大阪府)
『(一)変容する日々 (二)燃料用ガスがあたえられたとせよ』泉晟 (広島県)

【最終審査員】
赤澤ムック 桑原裕子 坂手洋二 佃 典彦 土田英生 マキノノゾミ わかぎゑふ 渡辺えり
【司会】
川村 毅




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思いがけないことと、思い当たること

2020-12-13 | Weblog
昨夜は、思いがけない相談を受け、他の用事をすっとばして、話をした。

思いがけないことといえばそうだが、自分の身になったときどうかといえば、思い当たることでもある。
私はそういう相談を人にしたことがないというだけだ。

人はそれぞれである。

背中を押すだけだ。



写真は、ぜんぜん以上のことと関係ない、福島の海を臨む場所。
原発から4キロ。


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ガースー

2020-12-13 | Weblog
自分で自分のことを「ガースーです」と言ってるらしいので、
今後私は彼のことを「ガースー」と呼ぶね。
よろしいか。
ガースー。
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