昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

クリスマスイブ燭火礼拝

2009-12-24 12:04:00 | 日記・エッセイ・コラム

クリスマス礼拝に続いて、24日の晩にはクリスマスイブを祝う燭火礼拝というのが普通の教会では催される。何度も何度もご苦労なことだという声が聞こえてきそうだが、まさにその通りで、クリスチャンにとってもこの季節は嬉しく喜ばしいとともに、とってもしんどい季節でもあるのだ。そうこう愚痴をこぼしている暇があらばこそ、クリスマスイブはあっという間に来てしまう。燭火礼拝は礼拝の中でも式典の色彩が強いので、万事遺漏がないように、事前に何度も打合せがもたれ、リハーサルも行われる。そのなかでいろいろな企画が提出され処理、実施していかなければならない。そのスケジュールをこなして行くめまぐるしさといったら何にたとえていいやら。オカブは企画係だから、仕事がわっと集中する。暮れの忙しいのに・・・と言いたいところだが暇人のオカブだからこそできた芸当かもしれない。イブの夜は太子堂の街の街頭のキャロリングから始まる。そして夜の7:30から礼拝開始。前奏でかーたんのオルガン伴奏でヘンデル、メサイヤの中の「主はわが牧者」のテーマをフルートで吹く。その後、聖書朗読と賛美の礼拝形式が続き、牧師のメッセージ。かーたんの独唱による奉唱。聖歌隊の奉唱賛美は「ああベツレヘムよ」と「さやかに星はきらめき」そして、閉会唱の「主よわれらを祝し」。礼拝が終わり会衆同士が握手をして「メリー・クリスマス」と祝福しあう。会場出口では教会学校生徒がキャンディのプレゼント。これで教会のクリスマスの行事が一通り終わったことになる。お疲れ様でした。終了後、関係者が集会室に集まってご苦労さん会。いろいろなご馳走が手品のように出てきて大変豪勢な会だ。ちなみに異論もあろうが、オカブの教会は、教会施設内でもお酒を飲んでいい教会。信徒には固く飲酒を禁じている教会、信徒同士では酒席を持たない教会、教会内では飲酒しない教会など、教会のお酒に対するスタンスはさまざまだが、オカブは自らの教会のお酒に対する寛大な姿勢に大いに賛同するものである。そこでワイン、シャンパン、ビール、ウィスキーと痛飲する。ご苦労さん会が終わって、有志はカラオケに流れた。長い一日が終わった。皆様のクリスマスはいかがであったろうか?素晴らしいクリスマスをお迎えください。

Merry Christmas!

   聖夜かな家路を急ぐ人せわし     素閑

 

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