昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

年の瀬にあたって

2009-12-30 18:13:00 | 日記・エッセイ・コラム

2009年もあと一日を残すのみとなった。今年は、社会・経済・政治のうえで激動の年だったが、オカブにとっては特に変わり映えのない年だった。変わったことといったら、会社を設立したことくらいだが、今までとは違って金勘定を厳密にやらなければならなくなったこと、そして稼いだ分がすべて自分の金にはならなくなったことが変化といえば変化だろうか?貧乏暮らしは相も変わらずである。来年を予測することは難しいが、政府の金融政策にドラスティックな処方が見られなければ、経済のデフレ傾向に改善の兆しは見られないだろう。為替については外貨準備高と来年度の新規国債発行高がキーポイントだと考える。前者が低水準で、後者が高水準だとしたら、円高基調が一変して、円安に振れる可能性もある。もっとも、輸入業者のオカブとしては、このまま円高が続いてくれるほうが目先はありがたいのだが、国内市場の需要が刺激されなければ売上はジリ貧である。国内景気に為替はどういう方向で影響するのか見極めたいところだ。夕方、かーたんと年末の買い物に下北沢に出かける。暮れの食品や日用品などを買って帰る。帰り道に、今年最後の贅沢をしてやれと、カフェ・レストランに入り、ケーキセットというのを食べてきた。ミックス・ショートケーキ480円にコーヒーをつけるとコーヒーが300円。つましい歳末の贅沢ではあった。

 

   年の瀬の風は冷たし細き民     素閑

 

20095