このところ健康に気遣って・・・ということもないのだが、肉を極力食わないことにしている。野菜と魚中心の食事は、慣れてしまえば、胃にもたれることもないし、まことに結構なものなのだが、唯一、肉のおかずと比べて、材料費が嵩むという点が難点だ。そこで、たまには肉、といってもヘルシーに鶏の笹身を使った、メニューを登場させた。チキンサラダである。これは手軽に作れて美味い。オカブのお気に入りのおかずである。作るのはもちろんかーたん。なにせ、肉を酒蒸しにして、あとは野菜を刻むだけでできるのであるから、手軽の究極を行くおかずであろう。写真のチキンサラダは一人分。すごい分量だと自分でも思う。けれど、現在、南雲吉則先生の著書に傾倒していて、一日一食を励行している。そこで、ついつい夕飯の分量が増えてしまうのだ。しかし、南雲先生も言うように、一日一食なら、何を、どれだけ食べてもいいという言を信じて、一食集中型大食主義となっているわけ。ついでに、一日一食なら夕飯にお酒を飲んでもいいという、南雲先生のご託宣から、ビールを飲むことにした。よい酒を飲めと書いてあるので、『ギネス』にした。満足のいくお惣菜夕飯だった。
酔うてなお静かなりけり走り梅雨 素閑