昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

手足荒る

2018-01-28 09:47:03 | 俳句

光陰矢の如しとはこのことである。一月も、もうすぐ終わろうとしている。
ついこの前、正月だったと思う心持は、ここ何年抱き続けてきただろうか?
しかし冬はまだまだである。
この歳になっても、春が恋しくないとは言えない。

手足荒る満州までも行った人   素閑

冬肌やことに愛する人の前   素閑

空っ風鳥も肌荒るみそらかな   素閑

手足荒る去年の信濃の湯の旅や   素閑

手足荒る土掘り薪を運びけり   素

肌荒れる子らに菓子を頒けにけり   素閑

大晴れや手足荒れたる土みみず   素閑


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