多文化共生が叫ばれる一方で、伝統文化の継承も大きく喧伝されている。
国際派と民族派、グローバリストとアンチグローバリストの対立のような観を呈している。
どちらもどうでもいい事だ。
文化の混成や純化は、その時の時勢によって自然と決まり、それは当初は一部の人には居心地が悪いが、やがては慣れと必然によって落ち着くものだ。
だから人為的に多文化共生にしようとか、伝統文化を継承しようとか試みないほうが良い。
自然に任せておくのが一番だ。
そして、それが環境に適応する一番の方法だ。
カレーライスやかつ丼を考案してきた日本人には分かるはずだ。
不自然で環境に適応しない文化は自然淘汰されていく。
そうむきになりなさんなと申し上げたい。
地にありし牡丹の芽から大息吹 素閑
降霜も今や昔の牡丹の芽 素閑
木戸口を通って気になる牡丹の芽 素閑
牡丹の芽緑青の如苔の庭 素閑
長谷の寺牡丹の芽を見し浜伝ひ 素閑
薄き雲地を覆いたり牡丹の芽 素閑
孝子亡くただ荒れる庭牡丹の芽 素閑
緋扇を露地に撒けるや牡丹の芽 素閑
書を読みて半ば途切れて牡丹の芽 素閑
庭の外四方荒れ土牡丹の芽 素閑
茶碗置き庭下駄探し牡丹の芽 素閑
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