今年は暖かい。
11月に入って夜でも室内ではTシャツを着て過ごしている。
俳句を作るにも、時節の季語が実際の気候・風物に即していないので苦労する。
暖かいのはありがたいが晩秋の凛とした空気がないのは寂しい。
昔は暖冬異変と言った。
今は地球温暖化である。
これを言うと、やれ反原発だ、京都議定書だ、という話題が出てくる。
まぁ、尤もらしいイデオロギーがらみの政治問題はいい。
自然が我々に生を許すならばそれで良しとするべきだ。
自転車の相乗り親子初時雨 素閑
はぐれたる雀を濡らす初時雨 素閑
忌み花も取りて活けたる初時雨 素閑
今日の糧初の時雨の祈りかな 素閑
初時雨髪乱れたる麗人や 素閑
赤袴拝殿ぬかづき初時雨 素閑
いぎたなく昼酒喰らふ初時雨 素閑
かわらけの人となりぬる初時雨 素閑
初時雨青菜茹でたるけむりかな 素閑
有楽町爪弾けるかな初時雨 素閑
知り人に会うてそそくさ初時雨 素閑
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