酒を控えている。
旅と酒の俳人(笑)としては、忸怩たるものがある。
しかし、体調がすぐれないのと喘息が治らないので仕方がない。
俳人というものは人格破綻者が少なくない。
山頭火、放哉などは社会のどこに出しても鼻つまみ者だったろう。
彼らがその困難の逃避先としたのは酒である。
俳人に限らず文士には酒に耽溺したものが少なくない。
早く体調を直し、浴びるほど呑んでみたいものである。
薄日射す蘆花の書斎に冬近し 素閑
こごまりて陽の色の濃し冬隣り 素閑
冬隣り鬢の薄毛に風吹けり 素閑
寿げる大社の婚礼冬近し 素閑
ちんまりと集まる邑楽冬隣り 素閑
この子にも嫁ぐ日のあり冬近し 素閑
釜の底錆の目立ちぬ冬近し 素閑
つち堀りの間近に聞こゆ冬近し 素閑
赤閻魔埃をかぶりて冬隣り 素閑
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