昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

棕櫚の日曜日

2016-03-20 08:36:26 | 宗教

今日は三連休の中日の日曜日である。
そしてお彼岸のお中日でもある。
お寺の檀家は、其々のお寺にお萩をもってお墓参りに行くことであろう。
しかし、キリスト教会にとっては、今日はイースター一週間前の日曜日、すなわち『棕櫚の聖日』である。
この日、イエス・キリストは驢馬に乗ってイェルサレムに入城した。それを民衆は、ダヴィデの再来であると喜びつつ、ナツメヤシの枝を振って、「ホサナ・ホサナ」と叫んで迎えた。民衆の持っていたナツメヤシがいつの間にか棕櫚に変わり、ウィーンで見た棕櫚の主日のミサでは、司祭が猫柳の枝を持っていた。しかし、プロテスタントをはじめとする一般の教会の礼拝やミサで、聖職者が植物の葉を持っている風景は、日本では見られない。
とまれ、イースターが移動祝祭日なので、この日も、年によって日付が変わる。毎年、彼岸の中日、春分の日が棕櫚の主日ということではない。
今日は、棕櫚の聖日に加えて、教会では総会という、気の重いものもある。
これから、教会に向かう。
では、皆さん、良い日曜日を・・・

思い切り猫は伸びする受難週   素閑


 


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