「苦あれば楽あり」と言う。
まことに、その通りだと思う。
楽があれば、苦がある。
失うもの、今よりも辛きこと、楽だからこそ味わう苦などは、誰しも経験することだ。
逆に、苦だから味わえる楽もある。
楽ばかりでは「楽」の有難味は分からない。
人生の辛酸を舐めてこそ、幸福の真底を尽くせるというものだ。
苦と楽は物事の裏表で、切り離すことができない。
どちらか一方だけだとしたら、世の中、実に空虚なものになってしまう。
苦もまた楽しの心境というものもあるのではないか?
裸足にてやふやふ絵踏むめふとかな 素閑
風すがし日差しまぶしき絵踏みかな 素閑
暮れつつもまだ日残れる絵踏みかな 素閑
はじきにて無心に遊ぶ絵踏みかな 素閑
藍に染めし糸の束なり絵踏みかな 素閑
教条もいまは長閑か絵踏みかな 素閑
けふ撒きてあす耕せり絵踏みかな 素閑
仮寝せばあけのからすや絵踏みかな 素閑
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