今年のイースターは今日、4月12日である。イースターと言うのは毎年日付が変わる、祝祭日なのだが、日付の決め方は、春分の日から数えて、最初の満月の直後の日曜日ということになっている。
イースターはクリスマスと異なり、純粋にキリスト教の祝祭だから、教会ではイースターのための礼拝がある。オカブは礼拝の前奏「イースター・オラトリオ」でテーマをフルートで吹いた。しかし、途中でテンポが狂い、とちってしまったのはご愛嬌。前日まで多忙でほとんど練習する時間が取れなかった。まあ、こんなこともある。
礼拝後、祝いの食事会があったのだが、オカブは仕事があるため、お先に失礼する。教会ではイースターの礼拝と並んで、「永眠者・召天者記念礼拝」というのも兼ねていて、いわば日本のお彼岸のような形にしているのだが、オカブはこのやりかたには疑問を持っている。イースターのキリストの復活と、物故者の復活をかけているのだろうが、この結び付けには無理がある。実際、イースターに召天者のための礼拝を全くやらない教会も多い。普通、物故者のための行事は、万聖節の前後、10月の末から11月にかけて行う教会が多数だろう。イースターの召天者礼拝は日本独特の風習である。イースターは純粋に祝うべきだ。
家に帰って、書類仕事。やってもやっても終わらない仕事の山だ。
復活祭反故に埋もれて過ごしけり 素閑
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