東照宮に来てみました。
枝垂れ桜満開です。
天気はイイけど、風は強く花粉も飛びかっています。
裏山で行者人インクが採れ始めました。
昔はどっさり採れたのですが最近は乱獲のせいで1枚葉のものまで、採られてほぼ全滅状態です。
食べ方は、葉茎を主に食用として用いるが、しょうゆ漬けにして保存したり、生のままやおひたし、ギョウザ、卵焼きに混ぜるなどして食べます。茎の太さが1 cm程度でまだ葉の開かない状態のものが、味、香り共に濃く珍重されるため乱獲されるのです。
行者ニンニクは、ニンニクよりもアリシンを豊富に含んでおり、抗菌作用やビタミンB1活性を持続させる効果があり、血小板凝集阻害活性のあるチオエーテル類も含むため、血圧の安定、視力の衰えを抑制する効果があるとされています。。成分を利用した健康食品も販売されている。ニンニクの成分に近いためか、食べたときの風味もニンニクに近く独特の臭いを持ち、極めて強い口臭を生じることがある。この匂いの発生は人間にかぎらず、乳牛が放牧中に食べることによって牛乳がにんにく臭くなる問題が発生することが有ります。
アイヌ民族は春先に大量に採集し、乾燥保存して一年間料理の食材として利用していた。オハウ(汁物)の具としたり、ラタシケプ(和え物)に調理して食べるそうです。
山菜採りランキング
春先の楽しみといえば山菜です。
最初は、フキノトウで作るバッケ味噌ですが
私が、春と聞いて真っ先に思い浮かべる食物は「ひろっこ」です。
「ひろっこ」は、春を告げる野の恵みです。
「ひろっこ」は酢味噌あえで食べるのが一般的です。
食味は「あさつきの酢味噌あえ」そのものです。
「ひろっこ」は野蒜だという説が主流で、
野生のあさつきだという説が傍流でした。
けれども、あさつきと野蒜の見分け方さえ知っていれば、カンタンに見分けられます。
あさつきには球根がありません。野蒜には球根があります。
「ひろっこ」は、あさつきの新芽です。
「ひろっこの酢味噌あえ」は、ゆでた「ひろっこ」を出汁で伸ばした酢味噌であえるのですが、
いつ食べても「大人の味」です。
酒の肴には、もってこいでしょう。それに酒の肴といえば、
もう一つ「ひろっこのてんぷら」も忘れてはいけません。
ひろっこの香りが、ほかのどんな食物よりも春を運んで来てくれます。
でも最大のご馳走は「ひろっこの鶏鍋」です。
この鍋は鰊が安魚だった頃、内陸の農家では
鰊を米糠漬け(こぬかづけ)にする習慣があったそうですから、
米糠漬鰊を「水たれ」もしくは「たまり」で「カド貝焼」に
仕立てていたものの発展形です。
今日収穫したのは、ひろっこではなく、すでに立派なアサツキですが
今晩私の胃におさまります。
ちなみに野蒜もおいしいですが・・・・・