裏山で行者人インクが採れ始めました。
昔はどっさり採れたのですが最近は乱獲のせいで1枚葉のものまで、採られてほぼ全滅状態です。
食べ方は、葉茎を主に食用として用いるが、しょうゆ漬けにして保存したり、生のままやおひたし、ギョウザ、卵焼きに混ぜるなどして食べます。茎の太さが1 cm程度でまだ葉の開かない状態のものが、味、香り共に濃く珍重されるため乱獲されるのです。
行者ニンニクは、ニンニクよりもアリシンを豊富に含んでおり、抗菌作用やビタミンB1活性を持続させる効果があり、血小板凝集阻害活性のあるチオエーテル類も含むため、血圧の安定、視力の衰えを抑制する効果があるとされています。。成分を利用した健康食品も販売されている。ニンニクの成分に近いためか、食べたときの風味もニンニクに近く独特の臭いを持ち、極めて強い口臭を生じることがある。この匂いの発生は人間にかぎらず、乳牛が放牧中に食べることによって牛乳がにんにく臭くなる問題が発生することが有ります。
アイヌ民族は春先に大量に採集し、乾燥保存して一年間料理の食材として利用していた。オハウ(汁物)の具としたり、ラタシケプ(和え物)に調理して食べるそうです。
山菜採りランキング