今日はTap danceレッスン日。
夜は新宿花園神社での椿組公演を予約してあるの
で、時間がすごく空いてしまい、電車の中で映画
を見るか、美術館に行くか、さて…と考えていた
ら、思い浮かびました。
森美術館「塩田千春展 魂が震える」です。
ドイツ在住でグローバルに活躍している
アーティストのインスタレーションで、赤や黒
の糸を使った、ダイナミックな作品たちに
魅了されます。
[不確かな旅]
この部屋に入っただけで、圧倒され包み込まれて
しまいました。
[静けさの中で]
[目的地を求めて]
赤い糸のインスタレーションは、体内を流れる
血管のようでもあり、人と人をつなぐ赤い糸であり
湧き上がる生命力、のようにも感じられました。
黒は広大に広がる深い宇宙、と作者は書いてい
ましたが、私が感じた生命を感じさせない死や沈黙
それを宇宙というのでしょうか。
オペラや演劇の舞台美術も手掛けていらっしゃる
とか。私も、このような舞台美術の中で演じて
みたい衝動に、かられました。
インスタレーションって、心が震えるばかり
でなく、皮膚感覚で感じられる表現なのだ
と思えました。
素晴らしい展覧会でした。〜10月27日まで。
まさに、私の魂も、震えました。。。
夜は、19:00〜新宿花園神社の椿組「芙蓉咲く
路地のサーガ〜熊野にありし男の物語」千穐楽でした。
原作 中上健次 脚本・演出 青木 豪
主題歌 山崎ハコ
芙蓉咲く、紀州・熊野の「路地」で
地を這うように生きた〝秋幸〟という男と
その家族の「血の物語」である…
こちらも、先祖との関係、家族の複雑な人間関係
愛憎、生と死、見応えがありました。
糸のインスタレーションを見たばかりだったの
で、舞台の中に、赤い糸が張り巡らされている
ように、感じられました。
終演後のご挨拶 外波山文明さん 出演者の方々
友人の 下元史郎さんも出演していましたが
皆さんお疲れ様でした!!
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