一時間半の一人芝居を通しで稽古すると
結構エネルギーを消費します。
今日は稽古場に通う電車の中でも爆睡し
どこか悪いのでは・・・と思いながら元気の出ない日でしたが
2回も通し稽古が出来ました。
2回目は演出家も入り、微妙に台詞が私流に変わっているところなど
を指摘されたり、動きの変更を整理しながらのけいこでしたが、
台詞を意識しすぎると芝居がめちゃくちゃになったりで、
散々でした。
でも稽古にはそんなことが必要かもしれません。
初心に帰って乱れを正していくことは必要です。
何回も台本を見直しているはずなのに、身体が口が違うことを
覚えてしまっているのです。
土曜日に介護の現場の方にも説明しましたけれど、
舞台俳優には2種類の人がいると思うのです。
商業演劇の方やタレントさんのようにすぐに何でも器用にこなす方、
コツコツと役作りをしていく人。
私は不器用な後者なのですが、役作り自体を楽しんでいるのです。
苦しいけど楽しい。
矛盾しているのですが、プロセスもまたいいものです。
私は自分を職人だとよく言っています。
ここを磨き、あそこを削りどんどんより良くしていきたいと思っています。
器用な方にはとても憧れているのですが。。。
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