一本の葦

あんなこと・こんなこと・・・

パナマって?

2010-05-11 23:50:15 | パナマ


 パナマ共和国ってどこだっけ?

 パナマに来る前に、たくさんの方に聞かれましたが、

 パナマは北米と南米に挟まれた

 西にコスタリカ、東にコロンビアに隣接する

 東西に長い国です。


             

 真ん中あたりに、パナマ運河があります。 

 日本との時差は大体14時間、昼夜逆の生活ですから

 時差ボケが一週間は続くといわれました。

 私はそのせいか、来る前のハードスケジュールのせいかで

 2時ころになると眠くなりお昼寝していました。


 さて、パナマ共和国と云えばパナマ運河

 毎年1万4000隻もの船が航行するそうです。 すごい!

 世界の貿易の航行期間短縮に非常に役立っているんですね。

 また、航路短縮でCO2削減にも貢献しているようですよ。

 運河と金融で潤っている都市です。


        


 スエズ運河(エジプト、紅海ー地中海163km)を1869年に完成させた

 フランス人のフェルナンド・レセップスが1880年に着工しました。

 パナマは山があるので80kmでも工事は難航し、資金難と黄熱病

 蔓延で中途で放棄してしまいました。

 その後1903年1.22アメリカとコロンビアが条約を結び

 アメリカが資金を出すから工事をとの約束を

 コロンビアが守らなかったため、この地域はコロンビアを独立し

 パナマ共和国となりました。1903.11.3運河工事を再開し、

 1914年完成しました。その頃はアメリカが運河一帯を管理し、基地として

 使っていました。1999.12.31にパナマ共和国に完全返還されました。

 今私が住んでいるアパートは、アメリカ管轄時に基地の人たちや

 運河関係の人が住んでいた一角にあります。


 アンコンの丘から撮った運河とミラフローレス閘門です。

               

 赤い船がミラフローレス閘門に向かっています。

 その向こうには、ペドロ・ミゲル閘門が見えます。

 この後タクシーで、ミラフローレスへ向かいました。


 上・下流へ行くためにどうするのかと云うと、プール状の水のエレベーターがあり

 水量を調節して船を上・下流へ上げ下げするのです。

 海抜26メートルのガトゥン湖までミラフローレス閘門、ペドロ見ゲル閘門

 で上がっていき、ガトゥン閘門でカリブ海の海面まで降ろされます。

 その逆の航路もあるわけで、すごいですね~。 


                          
                    

    
   

                                                               


               


                

 上流に行く船です。水が下から湧き出しているのが見えます。



                

 そして、水は一杯になりました。


                

 隣の貨物船が出航するところです。

 赤い船はもう遠く次のペドロ・ミゲル閘門の順番を待っているようです。


 船舶の大型化と航行量の増大のため、今 新しい閘門を増設工事中です。


               


               



 景色も堪能しましたが、社会科のお勉強もしてしまいました。。。 


       

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