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一本の葦

あんなこと・こんなこと・・・

思わぬ 旅の道連れ

2019-01-29 19:55:15 | Weblog


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日は私の小学校のミニ同窓会があり、車で仙台へ出かけました。

両親は東京人ですが、私は仙台生まれ。

月一でデーサービスにお泊まりしてくれることになった母たちの留守を利用して

勇んで出かけました。その間に、デーから呼び出しがくるようなことがありませんように

と祈りながら。

どうせ仙台に行くのなら、子供の頃に見た松島を見たいので、24日一泊増やし松島も。

塩竈神社にもよりましょう。と。

ひとりの運転は疲れます、SAで休み休み。そして、そのSAで、さて出発するかな?

と歩いていると、山形、と大きな字で書かれた段ボール紙を持った人と、乱雑に置かれた

荷物の山の前を通り過ぎました。

足を止め、見ると、ニコニコとその紙を持った青年が、私を見ています。

私の耳元で1つの声が、女一人の運転なんだから、まさか車に乗せるなんてこと

しちゃダメよ!と囁きました。でも、好奇心が声を掛けさせ、どこから来たんですか?

と質問してしまい、九州から乗り継いできました、ヒッチハイクで日本一周するんです。

という答えを聞き、その間の観察で、悪い人ではなさそう、と、もう途中まで、乗せる

気になっていました。
OKすると、すいません、一人じゃないんです。なにー!?

と、トイレにかけて行く青年。すぐにニコニコしたこれまた好青年が現れました。仕方ない。。。

こうして、二人の若い人を道連れに仙台方面へ、行くことになりました。

なかなかしっかりとした青年たちで、はじめに声を掛けた人は、韓国からワーキングビザで

日本に来て、友達と日本を回った後は、ホテルで働くことになっている。

いずれは日本で暮らしたいと話していました。日本の自然は綺麗だから、日本が好きなのですって。

もう一人は、博多の人で、この春大学卒業の人。大学生のうちに、ホテル事業を立ち上げ

海外の若い人を受け入れるホテルをやっているが、卒業してほんとうにやりたいことを模索中。

海外でもヒッチハイクの旅をしたことがあると言っていました。

私で37人目の車だそうです。色々インタビューし、インタビューされながらのドライブ。

お陰で疲れが半減、楽しいドライブになりました。


二人とも礼儀正しかったし、優しさと逞しさを持っていたので、応援したくなりました。

神社が好きだというので、塩竈神社も同行。

 
雪がちらつく境内



 
手桶にもつららが・・・




 
お参りをしていると、神社の上だけが青空になりました。歓迎された?



 
雪の中で咲いていたマメザクラ



お参りを済ませ、ラーメンで身体を温めてからお別れしましたが、車を降りた後も

この後、乗せてくれる人が早く見つかればいいなぁ、これから寒い寒い東北、北海道を

ヒッチハイクで周るのは大変だろうな、とお母さんのように、心配になるのでした。

私も男だったら、ヒッチハイクの日本一周、やってみたかったなぁ。

スマホと向き合い、スマホの中の友達と会話し、コミュニケーション不足の人たちが多い中

何人もの人と関わり合いながら、コミュニケーションをとり、感謝し、人の心に触れる旅を

している彼等を、羨ましく、眩しくさえ思いました。



今はどこまで行ったやら。。。







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