少し前からハンドクラフト関係のブログ等で「雄鶏社さんが倒産?」と
噂を耳にしていましたが、情報元がはっきりしないままだったので
半信半疑でいました。
先日の新聞記事で事実だと知り本当にびっくりしています。
歴史のある出版社だけにとても残念です。
手仕事をする方々は少なからず雄鶏社さんの本にお世話になったという方が
ほとんどだと思うのです。
私も10代のころからずっとお世話になっています。
あの風見鶏のマークがなくなることなど考えもしませんでした。
絶版になったものはともかく、最近の出版物にも購入している
(これから購入したい)ものがたくさんあったのに
本当に残念でなりません。
たった今届いたばかりの3冊です。
取り急ぎamazonでおとといの夜注文したもの。
「刺繍通信14」「クロスステッチノート」「花のデザインノート」
本に関しては欲しい物は贅沢だけどなるべく買っておくことにしているので
今回はまだ買っていなかったこの3冊を取り急ぎ注文しました。
「刺繍通信」は図案が載っていないものもあっていまひとつという意見もあるけど、
私としてはあまり他で見ることのできない白糸系の作品が数多く見られる
日本語の唯一の雑誌だっただけになくなってしまうのは本当に残念です。
「クロスステッチノート」と「花のデザインノート」は本屋さんで見てからと
思っていたけれど、今回に限りちょっと急いでジャケット買い。
「クロスステッチノート」は分量的に物足りない気もしますが、
垢抜けていて外国のデザインに引けをとらないつくりの小物デザイン。
「花のデザインノート」は青木和子さんですのではずれるはずもなく、
安心して楽しめました。
前評判が高く楽しみにしていた「はじめてのドロンワーク」は
近くの書店と、夫にも頼んで会社の周りの書店を探してもらったのですが、
さすがにどこにもなく、手に入りませんでした。
大げさかもしれないけれど、手仕事は大切なひとつの文化だと思うのです。
本当に雄鶏社さんがなくなってしまったことが惜しまれます。