ユキパリスさんの銀座松屋で開催中の作品展に行ってきました。
土曜日の午後でかけましたが、
入った時間より、出てきた時間(3時半くらい)の方が混んでいた気がします。
入った時は入り口近くは混んでるけど、中は特に見るのに支障がない程度、
出る時間は特定の作品の前でちょっと人が並んでしまって
物によっては前の人がどくのをちょっとまとうかな、って程度です。
作品数が多いので見ごたえがありましたし、
京都のユキパリスさんより、スペースがあるので、
作品も大きく広げてあって見やすかったと思います。
素敵な作品ばかりで、顔を近づけてみたくなるものばかり、
しまいには老眼鏡片手でじっくりみてきました。
飾り襟やカフスのホワイトワークは繊細でみごととしかいいようがなく、
いったいどれほどの手間と時間とをかけるのだろうと
ため息をつきながら眺めていたら、
年頃のお嬢さんとお母様が「ねぇ、もし実際につけるならどれがいい?」
と、にこやかに話されていました。
ホワイトワークに片足(足の指くらいだけど)つっこんでしまうと
大変さばかりに目が行ってしまうのですが、
なるほど、身につける贅沢というたのしみというものがあったかと、
いまさらながら気がついてみたり。
レースのコーナーで、淡いピンクのシャツに白いスラックス白い靴
ベージュのバックの長身な男性が…
もしやこの方はおしゃれ工房でおなじみのニット界の貴公子!
何を眺めていらしたのかと立ち去った後を見ると、
極細のクロシェレースでした。
今回の作品展としてのカタログとかは特にありませんでしたが、
出口の外では「アートブックカフェさん」や「かめしま」さんが
ステッチ関係のもののお店を出されてました。
昨日の時点では「かめしま」さんでラナーテのキットに
廃盤ものとか、小物もちょっと珍しいものがあって
見てて楽しかったです。