”さわらの羽”

さわらのステッチ日記

ユキ・パリス コレクション  銀座にて

2009年09月20日 | ステッチ全般

ユキパリスさんの銀座松屋で開催中の作品展に行ってきました。
土曜日の午後でかけましたが、
入った時間より、出てきた時間(3時半くらい)の方が混んでいた気がします。
入った時は入り口近くは混んでるけど、中は特に見るのに支障がない程度、
出る時間は特定の作品の前でちょっと人が並んでしまって
物によっては前の人がどくのをちょっとまとうかな、って程度です。

作品数が多いので見ごたえがありましたし、
京都のユキパリスさんより、スペースがあるので、
作品も大きく広げてあって見やすかったと思います。

素敵な作品ばかりで、顔を近づけてみたくなるものばかり、
しまいには老眼鏡片手でじっくりみてきました。

飾り襟やカフスのホワイトワークは繊細でみごととしかいいようがなく、
いったいどれほどの手間と時間とをかけるのだろうと
ため息をつきながら眺めていたら、
年頃のお嬢さんとお母様が「ねぇ、もし実際につけるならどれがいい?」
と、にこやかに話されていました。
ホワイトワークに片足(足の指くらいだけど)つっこんでしまうと
大変さばかりに目が行ってしまうのですが、
なるほど、身につける贅沢というたのしみというものがあったかと、
いまさらながら気がついてみたり。

レースのコーナーで、淡いピンクのシャツに白いスラックス白い靴
ベージュのバックの長身な男性が…
もしやこの方はおしゃれ工房でおなじみのニット界の貴公子!
何を眺めていらしたのかと立ち去った後を見ると、
極細のクロシェレースでした。

今回の作品展としてのカタログとかは特にありませんでしたが、
出口の外では「アートブックカフェさん」や「かめしま」さんが
ステッチ関係のもののお店を出されてました。
昨日の時点では「かめしま」さんでラナーテのキットに
廃盤ものとか、小物もちょっと珍しいものがあって
見てて楽しかったです。