「gallery KEIAN」さんに行ってきました。
Hさんのブログで「花布巾」のおすすめ記事を読んで行ってきました。
閑静な住宅街の中にあるおちついた空間で
ゆったりと時間が流れていました。
都会の駅から10分ほどのところなのに、
自分がいるところを忘れてしまうような不思議な感覚でした。
オーナーの方は私などの素人の質問にも
とても丁寧に花布巾の説明をしてくださって、
手仕事を愛される気持ちが静かに伝わってきました。
「花布巾」は期間が限定でもう終了してしまいましたが、
竹の作品や、つる系の植物からできたかごなど、
繊細で丁寧なつくりの物がたくさんおかれていました。
(画像中央の2枚の絵ハガキはkeianさんでいただいたものです。)
機会があればぜひまた行ってみたいです。
外出前に道順を確認しようと思い。
「花布巾」「ギャラリーkeian」等で検索をかけたところ、
光野桃さんのツィッターの記事がすぐに出てきました。
懐かしいです。昔愛読していた「ヴァンテーヌ」という雑誌に連載されていて、
とてもきれいなエッセイで毎号楽しみにしていたのです。
日々の生活に終われ、生きてるだけでいっぱいいっぱいな毎日(笑)
「おしゃれ」などとは無縁の生活を送っています。
結婚前の「自分のためだけの誰にも邪魔されない美意識」など
とうに手放し、もう二度と「おしゃれで贅沢な時間」とは
接点がないものと思っていました。
この年になって、予期せずに「昔の良き思い出に」に
ほんのちょっとですが、偶然巡り合うことができて
なんだかとてもうれしい気分です。
すごーーく遠回りをしたあげく
遠くに灯台の明かりを見つけられたような、そんな気持ちでしょうか。