おちょやん 第75回

千代は母の写真をだして、「お母ちゃんにも謝り。お母ちゃんだけは、許してくれるかもわからへん。」
テルヲは、「サエ、すまんかった。」
「あのとき、うちにこれを渡してくれたことだけは、感謝してる。」
でも、あのとき、千代は、テルヲが迎えに来てくれたと思って喜んだのでしたよね。なのに・・・。
「悔しいけど、あんたは、うちのお父ちゃんや。しっかりせえ。」
「おまんらの芝居、見にいったら。」

◎本日のええとこ
千代がテルヲに、「今までみたことない面白いもん、見せたるわ。嫌なことも、全部忘れさせたる。」
やっと芝居につながりました。芝居の醍醐味でもありますよね。

千代が帰ると、幸せそうな4人家族の姿があります。
千代は、きっとこんな家族になりたかったに違いありません。
平凡だけど、4人でいることが、楽しいと思える家族です。

テルヲは、獄中で亡くなります。
お月様を見つめながら。

テルヲの葬儀に、シズ、宗助をはじめ、鶴亀家庭劇の皆、岡安の皆、福富楽器店の皆が集まります。
テルヲから、千代のことを頼むと言われたから。
一平が撮った写真は、満面の笑顔。

最後は、千代と一平。
「うちは、あんたと一緒になれて良かった。芝居も役者もやめたない。それでも、ええ？」
「あたりまえや。」
ラブラブです

テルヲ退場で、ホッとしています。
最後は、親らしかったといえばそうですけど、千代が言うように口だけだったと思います。
そんな親でも親なのですよね。なんか複雑。

◎次週への期待度○○○○○○○○(8点）

選抜高校野球が始まりました

昨年、選抜も夏の甲子園も実施されず。
選抜は、甲子園出場校が、決まっていたにも関わらず、出場できず。
夏に、代替え大会、といっても、1試合のみ実施されましたが。
普通に大会が、行われているということに、感慨深いものがあります。
昨年の異例な事態がなければ、選抜高校野球開催ということが、これほど嬉しいことにはならなかったでしょう。
甲子園の土を踏めた球児たち、精一杯甲子園で躍動して下さい。
選手達の一生懸命な姿に、みているものたちは、皆、元気をもらうことができます。
最後まで、無事、大会が行われることを願っています。