ポチの女房

専業主婦のつぶやき

鎌倉殿の13人 第18回(5/8)

2022-06-04 14:16:05 | 日記
「壇ノ浦で舞った男」
前半の山場でしょうか。
壇ノ浦で舞った男とは、義経のことです。

大姫は、義高を失って、茫然自失。
心を開こうとしません。
八重が努力しますが、通じず。
戦力闘争の中、大姫は、かわいそうな運命です。

平家は、屋島へ。
範頼は、九州へ、筑前とせめぎ合い。
義経は、5艘の舟だけで、海を渡り、勝利。
屋島の戦いは、まるっと省略。
あの有名な那須与一の場面、ちょっとばかり、楽しみでしたので、残念。
源平合戦の憩いでしたのに。

鎌倉では、義経が強すぎるという頼朝。
頼朝は、景時を総大将に。
現場では、義経の策ありきになっています。
義経の策は、「こぎ手を狙う」。
1185年3月24日早朝。
義経の策が、はまり、形勢逆転。
源平合戦の決着がつこうとしています。
三種の神器と共に、海に沈む女官たち。
安徳天皇も、徳子が抱いて入水。
悲しい場面です。安徳天皇は、助けてあげたかったです。

平家滅亡。
義経は、「この先、私は、誰と戦えばよいのか。私は、戦場でしか、役に立たん。」
義経自身、自分の立ち位置をしっかり、わきまえていたのですね。

義経は、頼朝の命により、鎌倉へ入ることができません。
義時は、なんとか、義経が頼朝と話せるようにと、気遣いますが、うまくいきません。
歴史にタラレバはありませんが、ここで、頼朝が義経と会って、話ができたら、おそらく、その後、義経が殺されることはなかったでしょう。

義経の宗盛に対する扱いや、義経が、かつて、里芋を差し入れしてくれた者たちへ、きちんと返すところとか、急にいい人になっています。
義経の今後を考えると、切ないです。