千代は母の写真をだして、「お母ちゃんにも謝り。お母ちゃんだけは、許してくれるかもわからへん。」
テルヲは、「サエ、すまんかった。」
「あのとき、うちにこれを渡してくれたことだけは、感謝してる。」
でも、あのとき、千代は、テルヲが迎えに来てくれたと思って喜んだのでしたよね。なのに・・・。
「悔しいけど、あんたは、うちのお父ちゃんや。しっかりせえ。」
「おまんらの芝居、見にいったら。」
◎本日のええとこ
千代がテルヲに、「今までみたことない面白いもん、見せたるわ。嫌なことも、全部忘れさせたる。」
やっと芝居につながりました。芝居の醍醐味でもありますよね。
千代が帰ると、幸せそうな4人家族の姿があります。
千代は、きっとこんな家族になりたかったに違いありません。
平凡だけど、4人でいることが、楽しいと思える家族です。
テルヲは、獄中で亡くなります。
お月様を見つめながら。
テルヲの葬儀に、シズ、宗助をはじめ、鶴亀家庭劇の皆、岡安の皆、福富楽器店の皆が集まります。
テルヲから、千代のことを頼むと言われたから。
一平が撮った写真は、満面の笑顔。
最後は、千代と一平。
「うちは、あんたと一緒になれて良かった。芝居も役者もやめたない。それでも、ええ?」
「あたりまえや。」
ラブラブです
テルヲ退場で、ホッとしています。
最後は、親らしかったといえばそうですけど、千代が言うように口だけだったと思います。
そんな親でも親なのですよね。なんか複雑。
◎次週への期待度○○○○○○○○(8点)