しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「ダレカガナカニイル・・・」 井上夢人 

2007年06月27日 | 読書
関東警備保障に勤める西岡悟郎は、退屈な警備の暇つぶしに盗聴をしていたのがばれて、小淵沢大高村にある、新興宗教「解放の家」の警備に回される。 その警備についた日の夜、「解放の家」の教祖、吉野桃紅が祈祷堂で焼死する。 その火災発見の少し前に、西岡は自分の中に何かが飛び込んだのを感じた。 そして、頭の中で声が聞こえ始めると同時に、火に包まれて焼ける自分とそれを見詰める目を夢に見るようになる。 声は「ここ . . . 本文を読む
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