しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「嗤う伊右衛門」 京極夏彦 

2009年08月29日 | 読書
「嗤う伊右衛門」 京極夏彦   角川文庫 御行の又市は、薬種問屋の依頼を受け、御先手組与力の伊東喜兵衛に直談判に行く。 伊東喜兵衛に手ごめにされた娘、梅を正式に娶るようにというものだった。 しかし、開き直られた喜兵衛に切られそうになった又市を救ってくれたのは民谷又左衛門。 又左衛門には岩という娘がいた。 岩は疱瘡を病み、姿崩れても、なお凛として正しさを失わぬ女。 岩を不憫に思い、お家断絶を憂 . . . 本文を読む
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