しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「ダブリンの鐘つきカビ人間」 松本公演

2005年11月27日 | 観劇
大千秋楽の松本。
東京公演で笑いの取り方が進化していたが、また少し進化した所もあるし、反対に訳が分からなくなっている様な所もあった気がする。     
ファーストフードの店員と神父のやり取りとか、神父が天使にすり寄って行く所とか。
松本は天井が高いのか、1度の公演でセッティングするのが大変だからか、本物天使のフライングはなく、扉をから登場。
羽根を持っていて、カブトとクワガタに付けてあげ、階段を上って行く。
これは初演と同じ。でも飛んで来た時は、真奈美に「強いねー」みたいに合図を送っていたのに、今回は「何て事をしてくれるんだ」と言う感じで睨んでいた。
そういえば、侍従長はずっと「てんとう虫も害虫だよ」と言っていたのに、今回は「てんとう虫は害虫じゃないよ」と言っていた。どっち?

真奈美の性格がまた少し子供っぽくなった気がした。物語の中に入った時はわざと大仰に台詞を言って、旅人と言う役を演じているのだと、使い分けている様だった。
片桐さんのカビ人間は、始めは大倉さんと比べてしまい、どうかと思ったが、しっかり馴染んだ。とても人懐っこくてみんなに愛されたいカビ人間の心の純真さが際立った。

松本はノリが良くて、笑い声も大きいし、校歌では手拍子が起こる。2回目の時に、神父に「変なノリ」と言われる。
3回目のカーテンコールでスタンディングオベーションになる。
そして、この日は片桐さんの32回目の誕生日。
3回目のカーテンコールと時にケーキが出て来て、ハッピーバースディを歌って、クラッカーをならす。
挨拶が苦手の片桐さんは、自分と同じ誕生日の人を言ったりするが、なんかまとまらない。よく分からない話しに、出演者がクラッカーを投げ付ける。
「僕の誕生日を千秋楽にしたのは僕じゃない」と言いつつ、またよく分からない話しを続けたら、出演者は投げたクラッカーを拾って、投げつける準備。結局、また投げられていた。
カーテンコールと時に、もの凄い数の銀の紙吹雪がステージ上に降り注ぎ、客席には銀のテープが舞った。

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